次代を担う狂言師たちが集う「立合狂言会」2026年公演の魅力
年に一度、狂言界の若手・中堅の狂言師が一堂に会する「立合狂言会」が2026年2月23日(月・祝)に開催されます。この公演は、特定非営利活動法人 ACT.JTが主催するもので、今回が第十二回目。
背景には、家ごとに活動が分かれることが多い狂言界において、流派や家を超えて次世代を担う狂言師たちが集まる貴重な機会があります。2015年にスタートしたこの公演は、コロナ禍にもかかわらず一度も中止することなく続けられているため、その意義は深いものがあります。
今回の公演は「謡は世につれ世は謡につれ」をテーマに、謡のある演目を中心に構成されています。一部には大藏彌太郎、野村又三郎が世話役として参加し、演目の内容も狂言版の「紅白謡合戦」とでもいうべき贅沢な内容になるでしょう。以下では、出演予定の狂言師たちについて紹介します。
参加団体とその魅力
今回の公演には、多彩な家系から名手たちが集まります。初番に登場するのは、野村万蔵家や大藏彌右衛門家、善竹家、さらには狂言やるまい会、茂山千五郎家など、一流の流派が名を連ねています。これにより、狂言界の現在と未来を見据えた公演になることが期待されており、観客は伝統芸能の新たな表情を楽しむことができるでしょう。
詳細なプログラム
この公演では、さまざまな演目が組まれています。第一部では、音曲の「聟」や、狐塚小唄入り、地蔵舞などが披露され、各演目が狂言の深い魅力を伝えます。参加する狂言師たちは、笑いだけでなく、深い人間関係や情感を表現し、観客に伝わることでしょう。
第二部でも、「節分」や「樋の酒」といった作品が演じられ、最後には「蝸牛」などの名作が盛り込まれています。全体を通じて、狂言の源流や地域から発信される文化的要素が交差し、観客を魅了することでしょう。
公演情報
公演は、2026年2月23日(月・祝)13:00から国立能楽堂(渋谷区 千駄ヶ谷 4-18-1)にて行われます。開場は開演の45分前からで、チケット料金は、正面席が6,000円、中正面・脇正面席が一般5,000円とシニア・若年層割引があります。
未就学児の入場はできませんが、大人から子供まで楽しめるこの貴重な機会を見逃す手はありません。全席指定となっており、公共交通機関での来場が推奨されています。
チケット購入の流れ
チケットは、カンフェティというチケット販売サイトで購入可能です。会員登録をすることで特典も受けられるため、ぜひ事前にチェックしてみてください。公式ホームページからも詳細情報が得られますので、参加を検討している方はお早めにチケットをゲットしましょう。
狂言界の次世代を担う才能たちが競演する「立合狂言会」。この貴重な機会を通じて、伝統芸能の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。