NY国際大会で障がいの垣根を超えたパフォーマンス
一般社団法人フェアリーエンターテイメントは、ニューヨークで開催された「Disability Unite Got Talent Artist Contest 2025」に参加し、見事に世界TOP10に入賞しました。この大会は、世界中のダイバーシティアーティストが集まるイベントであり、フェアリーエンターテイメントにとって初の国際的な進出となります。彼らの活動は、「福祉×エンタメ」というユニークな試みで多くの注目を集めています。
インクルーシブなパフォーマンスの魅力
小学生から高校生までのメンバーは、「障がいのある姉と一緒にステージに立ててうれしかった」「自分たちにもできるって、自信になった」といった感想を述べました。彼らは、障がいのあるなしにかかわらず、同じステージで共に表現することができる「インクルーシブ・パフォーマンス」を提供しています。
このような活動が国際的に評価され、Music for SDGs(Produced by Mack Okubo)の推薦を受けて、ニューヨークでの大会出場が実現しました。
国際的な活動の評価
フェアリーエンターテイメントが評価されたポイントは以下の通りです:
- - 障がいの有無を問わず、子供から大人までが一緒に表現活動を行っていること。
- - 障がい児やきょうだい児、その家族に社会参加の機会を提供していること。
- - 自発的な表現を支える独自の指導法やダンスメソッドを持っていること。
- - 若者同士の交流を楽しく促進し、若年層の育成に寄与していること。
ニューヨークでの舞台裏と地域連携
代表の吉川莉奈さんは、国際的なSDGs推進に貢献したことが認められ、ダイバーシティ&インクルージョン・プロデューサーに任命されました。2025年には、国連本部でのSDGs会合にも参加する予定です。
また、NY最大級の日本文化イベント「Japan Parade 2025」に出演し、同団体としてオリジナルソングを披露しました。このように、国境を超えた交流を通じて“共に生きる社会”の可能性を訴えています。
熱狂的なパフォーマンスと成果
7月13日に行われた「DISABILITY UNITE FESTIVAL 2025」では、小学2年生から20代までのメンバーがオンラインでパフォーマンスを披露しました。ダンスやラップ、ビートボックス、そしてクラーク記念国際高等学校とのコラボ作品など多彩な表現がなされ、視聴者から大きな反響を得ました。主催者からは「皆様の活動はまさにこの祭典の真髄です」との高評価を得ることができました。
地域支援と未来への展望
活動の裏には、小平市の市長からの支援や激励があり、より多くの地域と連携していく姿勢が見受けられます。「福祉×エンタメ」のモデルを活かし、家族全体が笑顔になれる社会を目指して進んでいます。今後も、様々なパートナー企業との協力を募り、さらなる活動の幅を広げたいと考えています。
このように、一般社団法人フェアリーエンターテイメントの挑戦は、今後のエンターテイメントの在り方を大きく変える可能性を秘めています。私たちも彼らの活動を応援し、彼らが作り出す未来に期待したいと思います。