ブラジル研修生修了
2025-12-20 17:06:29

岡山大学、ブラジルからの研修生が次世代リーダーを目指して修了!

岡山大学、ブラジルからの研修生が次世代リーダーを目指して修了



2025年12月16日、岡山県庁にて「ブラジルからの研修員修了式」が行われました。この修了式には、岡山大学大学院環境生命自然科学研究科で研修を受けていた三浦ブルーナ理絵さん、森也寸志環境生命自然科学研究科長、中村章宏国際教育推進課長が出席し、盛大な式典が催されました。

この取り組みは、「令和7年度南米次世代交流プログラム」の一部として、岡山県において次世代ビジネスリーダー候補を育成することを目的にしています。研修生は県内の企業や大学で専門的な研修を受け、地域の人々との交流を通じて国際的な友好を深めることが求められています。

三浦さんは、情報セキュリティ工学を学び、さまざまな研修に従事しました。研修期間中には、ブラジルと日本における情報セキュリティやプライバシーデータ保護の規制と罰則の比較調査、さらにはフィッシング詐欺に関する事例分析を行い、ITツールとプログラミング技術を駆使して実践的なスキルを身につけました。

修了式では、三浦さん自身の言葉で、約30年前に母親が同じ事業で岡山に来たことがあり、自身もその夢が実現したことを強く感じたと述べました。「日本語を学び、情報セキュリティ研修を通じて多くのことを学びました。さらに、岡山の歴史や文化にも触れ、地域の方々との交流を持つことができ、貴重な経験となりました。この経験を次世代の日系人につなげていきたい」と、感謝の意とともに熱い想いを語りました。

続いて、岡山県の伊原木隆太知事が修了証書を手渡し、「岡山と世界を結ぶネットワークの構築は非常に重要で、今後も続けていきましょう」と励ましの言葉を送りました。この交流プログラムは、地域と国際社会をつなぐ架け橋としての役割を持ち、岡山大学もその一環として重要な役割を果たしています。

岡山大学は世界中から多様な国・地域の留学生を受け入れ、グローバルな人材育成を確実に進めています。今後もこの取り組みを強化し、国際的な展望を持った学生の育成に努めていく所存です。三浦さんのような次世代リーダーが育まれる環境が整いつつある岡山大学に、今後も注目していきましょう。

大学内での研修を経て得た知識や経験は、きっと今後のキャリアに大いに活かされることでしょう。大学と地域の協働によって、さらなる国際交流が進むことを期待しています。また、今後も岡山大学が地域の中核として、特色ある研究と教育を推進していくことに注目が集まります。

岡山大学は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を支援し、地域社会との連携を深めつつ、新しい教育モデルを提案していく姿勢を崩さずに進化し続けることでしょう。


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