新感覚!高校生が手がけたハヤシライスパン
大阪のSHIBUYA109阿倍野店で新たに登場した「ハヤシライスパン(ライスは入っていません)」が話題を呼んでいます。この商品は、地域の高校生とのコラボレーションで誕生したもので、期間限定で2026年1月2日から1月31日まで、関西のクックハウス店舗全20店舗で販売されます。このプロジェクトは、若者の斬新なアイデアを形にする「Making You SHINE!」という企業理念に基づいて進められており、現代の高校生が求める“食”の新しい形を提案するものです。
ハヤシライスパンの魅力
「ハヤシライスパン」は、玉ねぎと牛肉をじっくり煮込んだ特製のハヤシライス風フィリングが特徴です。このフィリングは、クックハウスの職人たちが心を込めて作り上げたもので、生地に包まれた後、パン粉をまぶして香ばしく焼き上げた一品。お米は入っていませんが、牛肉の存在感と野菜の旨味がぎゅっと詰まっており、食べ応えは抜群です。
このユニークなパンの開発は、大阪府立大阪ビジネスフロンティア高等学校のビジネスマネジメントクラブに所属する3年生たちによって行われました。彼らは、学校での学びを実践に活かすため、月に2回のペースでビジネスについての議論やアイデア出しを行っています。SHIBUYA109阿倍野店は、このような活動を全面的に支援しており、実際に商品化に向けた取り組みを進行中です。
プロモーション活動も高校生が担当
また、ビジュアル面や試食販売、ラッピングサービスなどのプロモーション活動も全て学生たちが企画しています。商品のパッケージに描かれた発案者のイラストがユーモアあふれるビジュアルで、消費者の目を引く形になっています。学生ならではのアイデアが満載で、手に取るだけでも楽しさが伝わってきます。
地域との連携で育む新たなビジネスアイデア
SHIBUYA109阿倍野店では、地域の高校生との部活動を通じて、新たなビジネスアイデアを育むことを目的としたプロジェクトを活発に進めています。2022年から開始されたこの活動は、高校生が実際に学んだことを形にする貴重な機会であり、彼らの成長と地域に貢献することを目指しています。
商品開発が進む中で、「高校生の学びを商業に役立てたい」という強い想いが生まれ、今後もこのような取り組みを継続していく方針。東京に本社を置く株式会社SHIBUYA109エンタテイメントは、商業施設の運営だけでなく、エンタテイメント事業にも力を入れ、若者や地域社会の支援を続けています。
まとめ
「ハヤシライスパン」は、ただの食品ではなく、高校生たちの情熱の結晶でもあります。特製のフィリングと香ばしい焼き上がりが楽しめるこのパンはだけでなく、地域の若者たちがどうやって自分たちの夢を形にするのかを象徴するアイテムでもあります。是非この機会に、新しい世代のクリエイティビティが詰まった「ハヤシライスパン」を味わってみてください。