バレエの美を映画館で体験する
ロイヤル・バレエ『リーズの結婚』の公開を祝うスペシャルトークイベントが、東京都中央区のTOHOシネマズ日本橋で開催されました。このイベントは、特別ゲストでバレエ演出振付家の山本康介さんが登壇し、作品の魅力を存分に語る機会となりました。このトークショーは、バレエを愛するファンにとって、貴重な体験となったことでしょう。
トークショーの詳細
トークショーは1月16日の19:00から始まりました。イベントは、舞踊評論家の森菜穂美さんが司会を務め、山本康介さんをゲストに招いて進行されました。会場には多くのバレエファンが集まり、熱気に包まれる中で、山本さんは自身の経験を元に『リーズの結婚』の魅力や、英国ロイヤル・バレエ団の魅力について深く聞かせてくれました。
山本さんは、『リーズの結婚』の感想に、「主役のリーズ役のフランチェスカとコーラス役のマルセリーノの自然なやりとりが作品に反映されていて、非常に良かった」と称賛しました。彼自身、バーミンガム・ロイヤル・バレエ団でのキャリアを振り返り、自らが演じた役柄についても触れました。特に、デイヴィッド・ビントレー芸術監督との思い出や、どのように彼が演技におけるドラマ性を教えてくれたかについて語りました。
バレエの魅力と作品の見どころ
トークの後半では、山本さんが『リーズの結婚』の魅力について熱心に語りました。作品のストーリーは、恋人同士のさまざまな障害を描いた平穏でファミリー向けの内容です。山本さんは、バレエの楽しみ方として「古典バレエは受け入れやすく、新しい作品も楽しんでほしい」と述べ、多様な視点からバレエに親しむことの大切さを強調しました。
さらに、ロイヤル・バレエの他にパリ・オペラ座のバレエも上映されることが紹介され、特に両者のスタイルの違いについても触れました。「イギリスは演技に重きを置き、フランスは型を重視する。それぞれの良さを楽しんでほしい」とのコメントが印象に残りました。
これからのシネマシーズン
『リーズの結婚』は、2025年11月5日に舞台上演が予定されており、その前に映画館で体験できるチャンスがあります。映画館ならではのアングルやリラックスした環境での鑑賞は、観客に新たな発見をもたらすことでしょう。
全国の映画館でのシネマシーズンにも期待が高まります。1月23日からはパリ・オペラ座の『くるみ割り人形』が上映される予定で、ぜひ両者を比べながら楽しんでみてはいかがでしょうか。山本さんからのアドバイスとして、新しいバレエに触れ時には自分の感性を磨くことが重要だと話していました。
最後に
バレエの新たな一面を発見し、心を豊かにする場としての映画館の魅力を再確認したトークショー。当日は、山本さんの情熱溢れる言葉に拍手が送られ、参加者は一様に満足感を漂わせていたことでしょう。バレエを楽しむための新しい視点が得られた、素晴らしいイベントでした。