クイーンズランドバレエ団の強みと加藤花歩の挑戦
日本からオーストラリアへと渡った加藤花歩さんは、現在、クイーンズランドバレエ団でカンパニーアーティストとして活躍しています。今年2025年には、待望の『バレエアンサンブルガラ』に出演予定。この公演に先立ち、彼女のバレエに対する情熱や、舞台への意気込みを聞いてみました。
バレエダンサーへの道のり
加藤さんは3歳の頃からバレエを始め、権威ある橘バレエ学校に12歳から所属しその後、留学を経てプロの舞台に立ちました。YAGP(Youth America Grand Prix)の日本予選を経て、The Australian Ballet Schoolに留学。そこでは首席で卒業し、2019年にはQueensland Balletに研修生として入団しました。その後、多くの経験を重ね、2022年に同バレエ団に再入団。2024年には、Annabelle Lopez Ochoaの“Coco Chanel: the life of fashion icon”にて主役デビューを果たす予定です。
彼女の経験は、ただのバレエダンサーとしての道のり以上のものを与えてくれたそうです。「海外での挑戦は、自分自身を大きく成長させる機会になりました」と語ります。
クイーンズランドバレエ団の魅力
加藤さんが在籍するクイーンズランドバレエ団は、幅広いレパートリーと多様なダンサーによる有名なカンパニーです。このバレエ団は、国際的な公演での活動だけでなく、地域の文化にも貢献することを重要視しています。「クイーンズランドバレエ団は、力強いパフォーマンスとクリエイティブな表現力を兼ね備えた舞台を提供しています」と加藤さんは自信を持って語ります。
今回の公演『ラ・シルフィード』への思い
彼女が今回挑む作品「ラ・シルフィード」は、クラシックバレエの名作。幻想的な物語が魅力讃えているこの作品に対して、加藤さんは非常に高い期待を寄せています。「この作品は、バレエの技術と表現力が試される重要な役割です。私も持てる力を全て発揮して、観客に感動を与えたい」と加藤さんは意気込んでいます。
公演の詳細
2025年8月8日、東京で行われる『vol.5 バレエアンサンブルガラ』では、加藤さんをはじめとするプロダンサーたちが素晴らしいパフォーマンスを披露します。第一部では日本国内外のプロダンサーが華やかなガラコンサートを展開し、第二部では「シンデレラ」の抜粋を通じて未来のプロダンサーたちとの共演が見られます。
- 第一部: 15時30分開場、16時開演
- 第二部: 17時50分開場、18時15分開演
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会場: きゅりあん大ホール(東京・品川区)
この特別な日、バレエの魔法を体験しに、ぜひ皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。加藤花歩さんとクイーンズランドバレエ団の魅力溢れるパフォーマンスが待っています。覚えて、お見逃しなく!