ユニオンエタニティとナイル、カーリースと廃車買取で自動車業界のDXを加速

ユニオンエタニティとナイルの業務提携が実現

大阪に本社を持つユニオンエタニティ株式会社と、東京都品川区のナイル株式会社が業務提携を結びました。この提携は、2025年6月よりスタートする予定です。ユニオンエタニティは、廃車の買取りサービスを提供する『ハイシャル』を運営しており、ナイルは車のサブスクリプションサービス『カーリースカルモくん』を展開しています。

この提携により、ユーザーが現行車を手放す際に、同時に車のリースを申し込むことが可能になります。自動車業界は、効率化を求める需要が高まる中、両社のサービスを通じて、ユーザーの利便性を飛躍的に向上させることを目的としています。

使いやすさを追求した新しいサービス

『カーリースカルモくん』は、車の手放しと新しい車のリースを一貫して行えることで、ユーザーの「車を手放したい」と「新しい車が欲しい」というニーズを同時に叶えることができる点が大きな魅力です。ナイルが提供するこのサービスは、店舗に足を運ばずとも、すべての手続きがオンラインで完結します。このため、時間や手間を大幅に削減できます。

一方、ユニオンエタニティが運営する『ハイシャル』も、オンラインで廃車買取を完了できる独自の仕組みを持っています。一般的な買取サービスでは実車査定が行われますが、『ハイシャル』ではその工程を省き、スムーズな買取を実現しています。また、発生する書類手続きは全て無料で代行しているため、ユーザーは手放しにあたる費用を一切負担する必要がありません。これにより、簡単かつ迅速に廃車の手続きを行うことができるのです。

自動車業界のデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進

自動車産業は、デジタル化が進む中で、業務プロセスの簡素化やユーザーエクスペリエンスの向上が求められていますが、未だにアナログ手法が残っている分野も多いのが実情です。しかし、ユニオンエタニティとナイルは、オンラインで完結できるサービスを提供することでその流れを推進しています。特に、ユーザーが短時間で多くの選択肢を得られる環境を整えることが、顧客満足度の向上に寄与しています。

ナイルは、自社で在庫を持たず、安価な月額プランを提供しているため、より多くの利用者を獲得しています。このサービスは、税金や保険料、メンテナンス費用が月額料金に含まれているため、ユーザーは安心して利用することができます。2018年のサービス開始以来、すでに30万人以上のユーザーが申し込んでいます。この数字は、両社が進める新たな試みの重要性を物語っています。

まとめ

自動車業界におけるデジタルトランスフォーメーションを先導するユニオンエタニティとナイルの業務提携は、効率的かつ便利用なサービスの提供を可能にする新たな一歩です。廃車買取『ハイシャル』と、車のサブスクリプション『カーリースカルモくん』の連携により、今後の展開が非常に楽しみです。自動車を手放したい全ての人にとって、この提携は大きな喜びとなるでしょう。私たちも、新たなサービスの成長を見守りながら、利用者の声に耳を傾けていきたいと思います。