大阪経済大学と上海対外経貿大学が新たな教育連携を開始
2023年、新たに大阪経済大学大学院経済学研究科と上海対外経貿大学(SUIBE)との間で、共同学位プログラム、いわゆるダブルディグリープログラムに関する協定が締結されました。この協定は、2011年に結ばれた学術交流協定や、2015年の学生交流協定に続くものであり、両大学にとって非常に重要な一歩となります。
このダブルディグリープログラムでは、両大学がそれぞれに認定する学位を互いに承認する制度が導入されており、学生は編入学制度を利用することでプログラムに参加可能となります。このプログラムを修了することで、学生は大阪経済大学と上海対外経貿大学の双方から修士学位を取得することができるのです。
こうした国際的な教育の深化を実現するために、大阪経済大学は2016年以降、毎年SUIBEからの学生や院生を受け入れており、これまでに35名が大阪経済大学で学び、相互の文化理解や人材交流を促進してきました。
新たに締結された協定により、2025年9月からSUIBEのダブルディグリープログラム院生を受け入れることが決定しており、両大学の学術的なつながりは一層深化します。この取り組みにより、グローバルな視点を持つ人材の育成が期待され、今後の発展に大きな寄与をするでしょう。
大坂地区におけるオープンで多様な学問環境が、学生たちに更なる可能性をもたらすことは間違いありません。国際的な舞台で活躍する人材を目指す学生たちにとって、これは素晴らしい機会となることでしょう。
これからの未来、求められるのは国際的な視野を持つ人材であり、そうした人材を育成するために、このダブルディグリープログラムは大きな役割を果たしていくと見込まれています。大阪経済大学と上海対外経貿大学は、この新たな取り組みを通じて、双方の教育の質を向上させ、国際的な教育交流をより一層推進していくことが期待されています。
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