I-neのカーボン挑戦
2025-01-31 13:35:42

I-neが環境省のカーボンフットプリントモデル事業に参画し新たな挑戦開始

I-neが環境省のモデル事業に参画



大阪に本社を置く株式会社I-ne(アイ・ネ)は、環境省が主導している「製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業」に参画したことを発表しました。今回の取り組みは、同社が展開するボタニストシリーズのボタニカルシャンプーモイストを対象に、カーボンフットプリント(CFP)の算定を行うというものです。この試みは、いかにして企業が環境負荷を軽減し、持続可能な社会に貢献できるかを示す重要なステップといえます。

カーボンフットプリント算定の意義


カーボンフットプリントとは、製品やサービスが原材料の調達から廃棄、リサイクルに至るまでの過程で排出する温室効果ガスの総量をCO₂に換算したものを指します。環境省の本事業は、日本国内のCFPへの取り組みを拡大し、国民に脱炭素社会に貢献する選択肢を提供することを目指しています。

I-neの代表取締役である大西洋平は、企業としての理念「We are Social Beauty Innovators for Chain of Happiness」を掲げており、顧客や地域社会、さらには地球環境に貢献する商品展開を目指しています。この理念に基づいて、持続可能な未来を実現するための具体的な目標を設定しました。

ボタニストボタニカルシャンプーモイストのCFP結果


今回算定されたボタニストボタニカルシャンプーモイストのCFPは、460 mLのボトルで28.6 kgCO₂e、400 mLの詰替えパウチでは24.6 kgCO₂e。特筆すべきは、お客様の「使用」段階でのCO₂排出量が製品全体の90%を占めるという点です。このデータからは、リサイクルや廃棄段階だけではなく、製品利用時の環境への配慮が最重要課題であることが浮き彫りになりました。

環境負荷軽減のための課題と今後の方針


CFP算定を通じて浮かび上がった課題としては、データの取得や環境配慮型素材のCFPへの反映が挙げられます。また、段ボールと製品の重量が排出量にどのように影響を及ぼすかも示されました。さらなる改善策としては、業界全体及び行政と協力し、消費者に対する環境に配慮した使用方法の啓発が必要です。

I-neは、ボタニストブランドに対する強い信念を持ち続け、持続可能な製品開発と情報提供に努めます。また、業界全体でのCFPへの取り組み促進と、社会に対する責任を果たすことを目指します。さらに、10周年を迎えるボタニストの未来を見据えた活動は、環境保護に向けての貢献をより一層強化することにつながります。

詳細なCFP算定報告書は、こちらからご覧いただけます。

BOTANISTの挑戦


ボタニストブランドがこの算定事業に選ばれた理由には、環境への配慮が常にリーダーシップを持っていることがあります。バイオマスPETの利用や、地域での植林活動など、自然環境保護に寄与する様々なイニシアチブを取り入れています。これらの活動を通じて、企業の社会的責任を果たしつつ、より良い未来を築いていくことを目指します。

I-neのカーボンフットプリントの算定と今後の活動に、目が離せません!


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