プロダンスチーム「CHANGE RAPTURES」が新たな未来を切り開く

株式会社チェンジホールディングスが、プロダンスチーム「CHANGE RAPTURES」を2025年7月1日から本格始動させることを発表しました。これは、SEPTENI RAPTURESの全株式を取得し、チーム名を変更するもので、ダンスリーグ「D.LEAGUE」の新シーズンに向けた重要なステップです。

新たに発表されたチームロゴは、過去の歴史と未来の可能性を融合させたデザインになっており、CHANGE RAPTURESの特性を象徴しています。「変革」「継承」「挑戦」というテーマが込められており、チームの目指す方向性を明示しています。

本チームは、日本初のプロダンスリーグである「D.LEAGUE」に参戦する１３チームの一つであり、2020年の創設以来、その高いパフォーマンスで多くの注目を集めています。ダンスは、ストリートダンスを基盤にした芸術的で競技性のあるスポーツとして、高い人気を誇ります。

地域に特化した活動も活発で、特に地方創生とDXの推進を進めるチェンジHDの方針に沿った取り組みが目立ちます。戦略的に、ダンスを少ない人数や場所でもできるスポーツとして位置づけており、地域イベントや教育機関との連携を強化しています。これにより、特に人口が減少している地域での活性化を目指しています。

すでに2023年には高知県との連携協定を締結し、地域の学校を訪問しながらダンスワークショップを行いました。これにより多くの子どもたちに新しい体験を提供し、地域活性化が図られています。さらに、2024年には東京都豊島区に新たなホームスタジオ「STUDIO RAPTURES」を設立し、そこでダンス体験や地域イベントへの参与を通じて、広く地元コミュニティとのつながりを深めていく予定です。

CHANGE RAPTURESは、ただのパフォーマンスチームでなく、地域の可能性を引き出す“ブランドアンバサダー”としても機能し、チェンジHDのビジネスモデルにも貢献していきます。このような取り組みを通じて、新卒採用や社内のエンゲージメントも強化し、組織文化の醸成に寄与することも目指しています。

チェンジHDの代表取締役兼執行役員社長である福留大士氏は、「CHANGE RAPTURESの合流によって、私たちは新しい多様な表現方法を手に入れることができました。このチームとともに地域を盛り上げ、若者の挑戦を後押ししたい」と語っています。このような活動は、少子高齢化が進む地域社会に新たなエネルギーを注ぎ込むものであり、地方創生に貢献する重要な要素となっています。

今後、CHANGE RAPTURESは日本各地でダンスレッスンを行いながら、自治体とのコラボイベントや次世代のダンサー育成プログラムを展開していきます。目指すのは「若者が夢に挑戦できる社会」への貢献です。これからの活動に期待が寄せられています。