レコチョクグループがKakao Entertainmentと契約締結
国内音楽シーンに新たな風を吹き込むニュースが飛び込んできました。レコチョクグループ(株式会社レコチョク、株式会社エッグス)が、韓国の総合エンターテインメント企業であるKakao Entertainment社と音楽配信サービス契約を結びました。この提携により、国内音楽作品の配信可能性が広がり、特に韓国の人気音楽プラットフォーム「Melon」への楽曲提供が2026年上期から開始されることが決定しました。
提携の背景
この提携は、レコチョクグループが音楽権利者の課題を解決するために提供する音楽配信ソリューション「FLAGGLE」の導入に伴い実現しました。FLAGGLEは、国内の音楽商品市場の拡大を目的に開発されたサービスで、音楽作品の配信に関する窓口として機能します。これにより、音楽権利者はスムーズに楽曲を配信することが可能となります。さらに、Kakao Entertainmentが運営する「Melon」へのデリバリーを実現することで、韓国市場での日本の音楽のプレゼンスを高める狙いがあります。
Melonとは?
「Melon」は韓国で最も多く利用されている音楽配信サービスで、K-popの楽曲を中心に多様なジャンルの音楽がストリーミングされ、ダウンロードも可能です。音楽のトレンドを発信する「Melonチャート」や韓国の音楽文化を祝う「Melon Music Awards(MMA)」などのイベントを通じて、国内外の音楽ファンに愛されています。これにより、MelonはKorean Waveを世界中に広げる重要な役割を果たしています。
今後の展望
レコチョクグループは「音楽市場の最大活性化」をミッションに掲げ、国内アーティストの楽曲をグローバルに展開するための戦略を練っています。今後も世界各国の有力音楽配信サービスとの提携を進め、日本のアーティストの楽曲を幅広いマーケットに届ける設計を積極的に行っていく予定です。
レコチョクグループの取り組み
レコチョクはデジタル音楽市場において、さまざまなソリューションを提供している企業です。特に、音楽配信事業のほかに、ブロックチェーン技術を活用したサービス企画など、多角的に権利者を支援しています。子会社の株式会社エッグスも、インディーズアーティストへの配信支援を通じて、音楽文化の発展をサポートする役割を担っています。
これにより、レコチョクグループは日本の音楽業界において影響力を持つデジタルソリューションカンパニーとして成長を遂げることを目指しています。音楽業界の新たな展開に注目です!