国立能楽堂で楽しむ!初心者向けの能楽体験ショーケース
国立能楽堂で開催される「能楽ショーケース」は、能や狂言を気軽に体験できる魅力的なプログラムです。この公演は特に初心者の方に向けて構成されており、能楽の深い世界を知る絶好の機会です。
充実した体験コーナー
ショーケースでは、実際に舞台で使われる装束や能面、楽器に触れることができる体験コーナーが設けられています。この体験を通じて、能楽がどのように演じられるのかを実感できます。体験コーナーでは、小鼓や大鼓を実際に扱う「楽器体験」や、能・狂言の面装束を試着できる「面装束体験」が行われます。初心者でも安心して参加できる内容です。
体験コーナーにはプロの能楽師が付き添い、直接指導してくれるため、疑問に思っていることも聞きやすいですよ。また、実際に体験したことが、演目に対する理解を深めることに繋がります。初心者の方も、これを機に能楽の魅力に触れてみてください。
プレトークで能楽をさらに身近に
各公演の開演前には、能楽師によるプレトークも行われます。このトークでは、演目の見どころや能楽の歴史について解説があり、観覧者がより作品を楽しめるようにサポートしてくれます。「能楽って難しい」と感じるかもしれない方も、このプレトークを受けることで、より身近に能楽を感じられることでしょう。
公演情報
ショーケースは、7月23日から29日の間に、計4回公演が予定されています。具体的な日程は以下の通りです:
- - 7月23日(水) 午後2時開演/体験コーナー 小鼓・大鼓体験 午後0時30分開始
- - 7月24日(木) 午後7時開演/体験コーナー 小鼓・大鼓体験 午後5時30分開始
- - 7月25日(金) 午後7時開演/体験コーナー 能・狂言の面装束体験 午後5時30分開始
- - 7月26日(土) 午後2時開演/体験コーナー 能・狂言の面装束体験 午後0時30分開始
- - 7月28日(月) 午後2時開演/体験コーナー 笛・太鼓体験 午後0時30分開始
- - 7月29日(火) 午後7時開演/体験コーナー 笛・太鼓体験 午後5時30分開始
それぞれの公演には異なる演目が用意されており、狂言や能の名作が披露されます。特に「寝音曲」や「鵜飼」は、作品を通じて人間の内面に迫る深いテーマを描いています。これにより、観覧者はただ鑑賞するだけでなく、能楽を通じて人生や感情についても考えるきっかけとなるでしょう。
チケットの購入方法
チケットは国立劇場チケットセンターで購入が可能です。電話やインターネットからの申し込みが可能で、午前10時から午後6時まで営業しています。
- - 国立劇場チケットセンター: 0570-07-9900 / 03-3230-3000
- - インターネット購入: 公式サイト
国立能楽堂について
国立能楽堂は1983年に設立され、能楽の普及と保存を目的としています。初心者でも楽しめる公演形式を取り入れており、広く一般に能楽を身近に感じてもらう機会を創出しています。場所は東京都渋谷区に位置し、アクセスも良好です。興味がある方は、ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。能楽の世界に触れ、心に響く瞬間を体験しましょう。