補聴器では難聴をお持ちの方のための市民講座開催

補聴器でも会話が聞き取りづらい方へ向けた市民公開講座

大阪市で、難聴の改善に向けた市民公開講座が開催されます。この講座は、補聴器を使用しているが会話の聞き取りが難しい方や、高度・重度の感音難聴に悩む方々に特にお勧めです。情報を深め、選択肢を広げるための貴重な機会となるでしょう。

講座の詳細

本講座は2025年6月28日（土曜日）の午後1時から3時まで、大阪公立大学医学部学舎の中講義室1で行われます。ご参加には事前の申し込みが必要で、定員は先着50名となっていますので早めの申し込みをお勧めします。受付は12時30分から始まります。

プログラム内容

講座では、以下のような内容の講演が行われます：

1. 知っておきたい難聴と補聴器のこと
講師：大阪公立大学耳鼻咽喉科の橋本孝佑先生
難聴の基礎知識や補聴器の基本的な機能について解説します。

2. 補聴器でもききとりにくい方-人工内耳という選択
講師：大阪公立大学耳鼻咽喉科の神田裕樹先生
人工内耳がどのように機能し、どのような方に有効なのかをお話しします。

3. 術後リハビリテーションの内容-体験談を交えて-
講師：大阪公立大学リハビリテーション科の言語聴覚士、竹田梨絵先生
手術後のリハビリについて、実際の体験談を交えながら説明します。

4. 質疑応答と個別相談会
参加者からの質問にお答えし、先着8名には個別相談の機会も提供します。

参加条件と申し込み方法

申し込みはQRコードまたは公式ウェブサイトを通じて簡単に行えます。締切は6月24日（火）ですので、遅れないようにしましょう。また、パソコン要約筆記のサービスも提供されますので、安心してご参加いただけます。

講座は誰でも参加可能ですが、特に難聴でお困りの方に有益な情報が提供されます。専門家によるお話を聞くことで、補聴器や人工内耳についての理解を深め、今後の選択肢を広げる手助けになることを目的としています。

この講座は、特定の製品の宣伝ではなく、難聴に対する理解促進を図ることを目的としています。ぜひお誘い合わせの上、ご参加ください。