ザ・リバティーンズのピーター・ドハーティ、待望のソロアルバム『Felt Better Alive』を発表

ピーター・ドハーティ、9年ぶりの待望のソロアルバム

ザ・リバティーンズやベイビーシャンブルズで知られる音楽家、ピート・ドハーティが2025年5月16日に新たなソロアルバム『Felt Better Alive』をリリースすることが決定しました。このアルバムは彼にとって約9年ぶりの新作であり、ファンにとって待望の作品となります。

本アルバムのファーストシングル「Felt Better Alive」も同時に公開され、音楽ファンを盛り上げています。このシングルのミュージックビデオは、フランスの監督ローズ・ボッシュが手掛け、フランスのノルマンディーで撮影されました。主演は、フランス人俳優ソフィー・ルノワールとローラ・ジェノヴィーノの二人です。

新たな音楽的探求

『Felt Better Alive』は、ピート・ドハーティが今までで最も自信に満ちた作品だと語っています。タイトル曲である「Felt Better Alive」は、カントリーテイストが感じられる楽曲であり、ミュージックビデオも彼の独特の遊び心満載。ドハーティが展開する詩的なリアリズムと視覚的ストーリーテリングの魅力が詰まった作品です。

アルバム制作は彼が住むノルマンディーの田園地帯で行われ、彼の友人であるマイク・ムーアがプロデューサーを務めています。ムーアはリアム・ギャラガーのバンドでのギタリストとしても知られており、その経験がアルバムに色濃く反映されています。

自ら語る「Felt Better Alive」

ピーターはシングル「Felt Better Alive」について自身の思いを語っています。「この曲は非常にバウンシーでカントリーな響きを持っている。歌詞にはイギリスのTVシリーズ『ハンコック』からの一節を利用している」とコメントし、想像力豊かな作品に仕上がっています。

また、「この曲のコーラス部分が好きで、まるで映画『黄金』のストーリーのようである」と語り、リスナーが感じる楽しさや興奮へとつなげています。

ピーター・ドハーティの音楽人生

46歳を迎えたピーター・ドハーティは、これまでに11枚のアルバムをリリースしてきました。『Up The Bracket』や『The Libertines』などの名作から、近年の『All Quiet On The Eastern Esplanade』まで、彼の音楽キャリアは常に進化を続けています。今回の『Felt Better Alive』もその流れを受け継ぎ、様々な音楽スタイルを取り入れた多様性に富んだ作品です。

歌詞にはアコースティック楽器、オーケストラの音色、さらにはインディフォークやカントリーの要素が含まれており、聴く者に新たな感動を与えることでしょう。