新たな酒文化の創出
大阪・西成に拠点を置くクラフトビールメーカー、Derailleur Brew Worksが、秋田県横手市のサイダリーOK, ADAMとの共同開発により、注目の新酒「DB-69 Paragraph oK(a) 2025」を発表しました。このお酒は古来からのどぶろく製法を現代の感性で再解釈したもので、今までのサケの枠を超えて新しい体験を提供します。
DB-69プロジェクトについて
「DB-69プロジェクト」は、Derailleur Brew Worksの新たな挑戦の一環として始まりました。大阪の地で、クラフトビール文化の根本にある価値観を守りながら、日本独自のビアスタイルを追求するという明確なビジョンがあります。このプロジェクトは、どぶろくを起点にし、さまざまな文化や技術が融合することで新しいスタイルの酒を生み出すことを目指しています。
OK, ADAMとの魅力的なコラボ
「DB-69 Paragraph oK(a) 2025」は、OK, ADAMが手がけるハードサイダーとのコラボレーションから生まれました。秋田県産の新鮮なりんごや特選ホップを使用し、双方の技術と情熱が結実した作品です。どぶろくという伝統的な酒造りを基盤に、りんごとビールの要素が絡み合った新しい体験を提供します。
「Paragraph oK(a) 2025」の特徴
このお酒は、りんご果汁からくる香りと清酒の吟醸香、さらにCitraやNelson Sauvinホップが織り成す華やかな香りが絶妙に調和しています。ほのかな甘みの中に、米の旨みが広がり、温度によってさまざまな香りの変化が楽しめる多層的なアロマ構造が魅力です。
製造のこだわり
製造担当者によると、本作のテーマは「酸と酸」。クエン酸とリンゴ酸という二つの酸によって、立体的な酸味を演出しています。この工夫により、吟醸香とリンゴの香りが一体となり、全体の香味に深みをもたらしています。また、選び抜かれた3種類の秋田産リンゴ果汁が、色鮮やかでしっかりとした酸味を引き出し、バランスの取れた仕上がりを実現しています。
温めて香りを引き出す
このリリースは、50〜60℃程度に温めることで酸味が柔らかくなり、香りと甘みが引き立つのも特徴のひとつ。通常の冷酒とは異なる表情を楽しむことができます。
デザインと発売計画
この商品は、Derailleur Brew Worksのメインアートワークを手がけるRYO OKAMOTO氏がデザインを担当しています。ラベルはその視覚的な美しさとあいまって、プレミアムな体験を演出しています。
商品名:DB-69 Paragraph oK(a) 2025
酒類:発泡酒
容量:750ml
アルコール度数:11%
希望小売価格:2470円(税込)
識別した販売先は、Derailleur Brew Worksの公式ECサイトや全国の酒販店、飲食店です。
まとめ
新しいサケのスタイルを提案する「DB-69 Paragraph oK(a) 2025」は、私たちに新たな醸造体験を提供します。この革新的な酒を通じて、あなたも新たな日本の酒文化を感じてみてはいかがでしょうか。