保育選考自動化
2025-08-06 10:51:21

大阪発!BABY JOBが保育施設の選考業務を自動化するシステムを開発

BABY JOBが実現する保育施設選考の新時代



大阪市に本社を置くBABY JOB株式会社が、保育施設の入園選考業務を自動化するシステムを開発しました。この取り組みは、愛知県豊橋市と協力し、2025年7月から実証実験を開始する予定です。

入園選考の効率化



近年、自治体の保育課では新しい制度や保護者への支援策の導入により、業務量が増加しています。特に、入園審査業務では、家庭の状況や保護者の働き方、きょうだいの入所希望など複雑な情報を整理・検討し、職員が公平かつ正確に選考を行う必要があります。しかし、多くの手作業が必要であり、職員にとって大きな負担となっています。

これを受けてBABY JOBが開発した自動化マッチングシステムは、保護者が提供した家庭情報に基づき、配点や優先順位を設定します。この新たなシステムでは、一定の条件に基づいた選考業務を人間とシステムが協力して行うことで、従来の手法よりも大幅な業務時間の短縮を目指します。

95%以上の時間削減を実現



実証実験では、保育施設への割り当て時間を約95%以上削減しながら、選考精度も従来と同じく高い精度を維持することを目指します。具体的には、職員が選考結果の確認や個別対応にかける時間を大幅に確保することが可能になります。これにより、職員の心理的負担も軽減され、柔軟な対応が可能になります。

システムの特徴



新たに開発されたシステムには、以下のような特徴があります:
  • - 人とシステムの協働: 営業や事務作業の一部はシステムが自動で行いますが、特例や複雑な事例については職員の確認を必要とし、最終判断を行う仕組みです。
  • - 柔軟な条件設定: 家庭内事情や地方自治体独自の優先基準を考慮した設定が可能です。これにより地域特有のニーズにも対応しやすくなります。

今後の展望



BABY JOBは、実証実験の成功を踏まえ、システムのさらなる改善を行うと同時に、他の自治体への展開を計画しています。加えて、AIを活用した機能追加を検討しており、申請内容の誤りや不足を自動で検知する仕組みを導入することを目指しています。これにより、選考業務の精度と効率をさらに向上させる見込みです。

保育施設探しもサポート



また、BABY JOBが提供する「えんさがそっ♪」という保育施設探しポータルサイトも注目を集めています。スマートフォンからアクセス可能で、保護者が簡単に近隣の保育施設を検索できるサービスです。気になる施設をお気に入りに登録することもでき、忙しい合間での「保活」をサポートします。

それに加えて、「手ぶら登園」サービスも利用可能で、保育施設で使用する紙おむつやおしり拭きを自由に利用できる全国初のサブスクリプションサービスも開始しています。このサービスは保護者の負担を大きく減らし、保育士の業務も軽減することに寄与しています。

結論



BABY JOBの取り組みは、保育の現場における業務効率化を実現し、保護者と職員双方にとっての負担軽減に繋がることが期待されています。今後の実証実験とその成果に注目が集まる中、企業の社会的責任として、すべての人が子育てを楽しめるような社会の実現に貢献していくことでしょう。


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