コレサワライブレポート:最終公演を飾るラブリーパンクの魅力
2026年2月15日(日)、コレサワが全国5都市を巡った初のZeppツアー《コレサワ Zepp LIVE 2026 ラブリーパンクツアー》の最終公演をZepp DiverCity(TOKYO)で開催しました。
「ラブリー」と「パンク」という対照的なテーマを掲げた今回のツアーは、コレサワが女性の愛らしさや、それに潜む感情の痛み、失恋に対する反発といった複雑な感情を描き続けてきたことを基に築かれたものです。ポップなスタイルに潜む衝動を見せつけるこの公演は、まさに彼女の音楽的二面性を体現したものでした。
会場には、ピンクと黒を基調にしたスパイクハートや金網、鎖で構成されたパンキッシュな装飾が施された2階建てのステージが登場し、来場者を魅了しました。コレンズ(コレサワのファンの愛称)がそれぞれのスタイルで色を添え、会場全体が“ラブリーパンク”の雰囲気に包まれます。場内で流れるパンクチューンもまた、特別な雰囲気を演出しました。
オープニングの瞬間、ピンクのライトが観客席を照らし、サポートメンバーがステージに登場すると、その場のエネルギーが一気に高まります。コレサワもピンクと黒のブリティッシュパンク風の衣装で登場し、今までとは異なるスタイルに歓声が上がりました。特に、新調したピンクのエレキギターを手にし、「楽しむ準備はできていますか!Let’s go!」と叫びながら、「センチメンタルに刺された」でライブが幕を開けました。
続く「彼女にしたいなら」では、観客を積極的に巻き込み、「一緒に歌って!手を上げて!」と叫び、アグレッシブなサウンドが劇的に会場を盛り上げます。「こんばんは、コレサワでーす!」との挨拶に続き、パンクロッカーにふさわしい煽り文句で両者の熱を倍増させ、特別アレンジが施された「にゃんにゃんにゃん」を披露しました。
メドレーコーナーでは、特に「Drama」が印象的で、コレサワがジャケットを脱ぎ捨て、骸骨マイクを手に高らかに歌い上げる姿はまるでロックスターそのもの。今回のツアーのために新登場した楽曲「最後のべんとう」も初披露され、可愛らしく心温まるパフォーマンスで観客を魅了しました。この曲は「チョコレートのガーナさん」とのコラボ作品で、お弁当の思い出をテーマにしたものです。
コレサワはツアーのコンセプトについても語り「以前までは可愛いコンセプトが中心でしたが、今回は初めて黒を取り入れ、少しトゲトゲしい雰囲気にしました」と説明。ステージセットを「悪いことをするためのガレージ」と表現し、観客の笑いを誘いました。彼女の感謝の気持ちが会場にこだまし、「またこういうライブをしたい」と意欲を見せるコレサワの表情には、次への期待感が溢れていました。
ライブが進むにつれて、観客のボルテージも最高潮に。最後の曲では「人生を楽しんでいくよ」というメッセージを込めた「♡人生♡」で締めくくりました。彼女のパフォーマンスは音楽を超え、観客との深いつながりを生み出すものであり、感動的な瞬間が数多く存在しました。
コレサワのバンドと共に、彼女はステージの上でファンと一体化し、名残惜しさと感謝を伝えながら、会場を後にしました。この成功したZeppツアーを経て、今後の活動に対する期待が高まります。すでに、3月7日に予定されている初の台湾公演や、ホールツアーの発表も控えており、コレサワのさらなる飛躍に目が離せません。
このユニークでエモーショナルなライブから感じた感動を胸に、次なるコレサワのステージを心待ちにしたいと思います。