新甲状腺手術法
2026-03-05 11:20:19

大阪けいさつ病院が選ぶ新たな甲状腺手術法、全国への普及へ向けて

新しい甲状腺手術法の提案



大阪けいさつ病院の内分泌甲状腺外科が、甲状腺腫瘍に対応するための新たな手術法「小切開MHM法(新Tori法)」の治療実績を発表しました。この技術は、整容性と根治性を両立させることで、従来の大きな頸部切開に代わる新たな基準候補として注目を集めています。

小切開MHM法の特徴



この手術法は、2011年から15年間にわたり改善が続けられてきたもので、従来の8〜10cmの切開を行う方法に対し、わずか2〜3cmの小切開で済むため、患者への負担を大幅に軽減します。また、手術後の瘢痕が少なく済むため、特に若年層にとって心理的な負担も軽減されます。この新しい手法では、従来の安全性と根治性を保ちながら、より小さな切開を実現しています。

進化する手術法



MHMとは「Muscle-hanging maneuver」の略で、手術の安全性を高めつつ、最小限の切開で済むよう工夫されています。従来のハイブリッド型内視鏡手術(HET法)を基に、内視鏡を使用せずとも手術が可能であることが証明されました。この技術は、760例以上の手術実績に裏打ちされた証拠により、今後の標準的な手術法としての信頼性を獲得しています。

驚異の治療成績



過去15年間で累計880例を実施した結果、術中の合併症は0例、術後の致命的な問題も0%という、極めて良好な成績が得られています。これにより、安全性や根治性に関する懸念が払拭され、患者が求める整容性も確保されています。さらに、今回発表されたデータでは、術中の神経の安全管理も徹底されており、手術の質が維持されています。

全国展開の可能性



小切開MHM法は、特別な機器を必要とせず、基本的な外科器具さえあれば、地域の医療機関でも実施可能です。これにより、大都市だけでなく、全国の医療現場でも採用されやすくなることは大きな利点です。この手術法が、全国どこでも実施されることで、より多くの患者が恩恵を受けられることを願っています。

患者への思いやり



大阪けいさつ病院では、MHM法の有用性を全国の医療機関へ広めることに注力しています。また、今後の普及に向けて、他の医療機関からの問い合わせに対して情報提供を行っていく方針です。この新たな手術法が、全国の医療現場で受け入れられ、多くの患者により優しい選択肢を提供できることを期待しています。

お問い合わせ



社会医療法人大阪国際メディカル&サイエンスセンター
大阪けいさつ病院内分泌甲状腺外科
住所:大阪市天王寺区烏ヶ辻2-6-40
電話番号:06-6771-6051(代表)

この手術法が、患者にとってより優しい治療の選択肢として広がっていくことを心より願ってやみません。


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