鈴江俊郎新作上演
2024-12-16 08:25:23

鈴江俊郎の新作戯曲『ニッポン人は亡命する。』が東京・大阪で上演決定!

鈴江俊郎の新作戯曲『ニッポン人は亡命する。』上演情報



岸田國士戯曲賞をはじめとする数々の演劇賞を受賞した劇作家、鈴江俊郎が新たに書き下ろした戯曲『ニッポン人は亡命する。』が、2025年1月24日(金)から26日(日)まで、両国のシアターΧで上演されます。この作品は、ドイツ人演出家ペーター・ゲスナーの強い希望を受けて、劇団「うずめ劇場」のために生み出されたものです。これまで30年以上の連携を経て生まれた新作は、期待を裏切らない出来栄えとなることでしょう。

あらすじ



物語は、ある日本人男性“つとむ”がドイツ大使館を訪れ、「ドイツに亡命したい」と申し出るところから始まります。この突拍子もない要望に対し、大使館の職員たちは戸惑い、様々な思惑や正義が交錯していきます。つとむは果たして自らの望みを叶えることができるのか? 周囲の人々を巻き込む論争を描きながら、現代日本社会が抱える深い闇に迫る、鋭い視点のコメディ作品です。

出演者の魅力



本作には、個性的なキャストが集結しています。「地球星人」の主演を務めた後藤まなみと荒牧大道がドイツ大使館職員とつとむ役を演じ、さらに、松尾容子が義姉役を担います。その中でも特に注目なのが、渋さ知らズのヴォーカルであり、『千と千尋の神隠し』で有名な玉井夕海です。彼女は劇中で歌を披露し、ベッティーナ・ヴェグナーの楽曲を日本語で生演奏する予定です。彼女の歌声が、ストーリーにどのように彩りを添えるのでしょうか。

アフタートークも必見



観劇後には、各地でアフタートークが行われます。東京公演の1月24日と25日には鈴江俊郎とペーター・ゲスナーの対話があり、大阪公演でも同様のトークが予定されています。これらのセッションでは、演劇に対する深い考察や意見が交わされる貴重なチャンスです。また、北九州では、奥田知志牧師とゲスナーとの約20年ぶりの対話も実施され、演劇の深い側面に迫る内容となることでしょう。

場所とチケット情報



東京公演は両国シアターΧで行われますが、その後、大阪心斎橋のウイングフィールド(1月30日)と北九州市の東八幡キリスト教会ホール(2月1日)でも上演されます。チケットは現在、カンフェティで購入可能です。価格は一般5,000円、学生は3,000円とリーズナブルで、すべての公演で自由席を設けています。

この新作は、単なる観劇にとどまらず、観客と共に語り合う場を提供することを目的としています。現代の社会問題を考える上でも、衝撃や笑いを体感できるこの喜劇は、見逃せない一作となるに違いありません。ぜひ、鈴江俊郎の新たな挑戦をその目で確かめてみてください。


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