社会構想大学院大学が新たな修了生を輩出
2026年3月20日、社会構想大学院大学が2025年度学位授与式を挙行し、修了生55名に専門職学位が授与されました。この日は、社会課題解決に向けた新たな挑戦者たちが誕生した瞬間でもあります。
難しい道のりを乗り越えた修了生
学位授与式では、吉國浩二学長が修了生たちに向けて心温まる挨拶を行い、彼らの努力を称えました。修了生たちは、忙しい職務と学びの両立には数々の苦労があったことを振り返り、その中で得た経験は今後の人生において大きな財産になると語りました。この2年間は、理論と実践、そして新たな知識を身につけつつ、社会に貢献することを考える貴重な時間だったと改めて実感しています。
各研究科の代表からの挨拶
修了生代表として、社会構想研究科の船本幸裕さんが、2年間の濃厚な学びを振り返りながら、それぞれの立場で社会課題に立ち向かう意義を強調しました。彼は、「私たちがここで身につけた知識と人とのつながりをもとに、企業や政治の世界で社会課題に取り組み続けます」と力強く宣言しました。
一方、コミュニケーションデザイン研究科の遊田久美子さんは、卒業生19名の多様なバックグラウンドや経験が自身の成長に繋がったとし、学びには常に終わりがないことを語りました。この学びを基に、各自の現場でさらに深い思考を進めていく決意を示しました。
実務教育研究科の野村美保さんは、昼間は実業の現場で、夜間は学問に打ち込むという二つの顔を持つ彼女たちが、個人の経験を理論的に整理し、他者の経験に変換する重要性を認識できたと語りました。彼女は、学びの先にある『問い』に向き続けることが真の学問であると感じています。
修了生たちの実践的な研究
社会構想大学院大学では文化や社会に携わる多様な課題について、実践的な研究が行われます。その一部として、以下のような研究テーマが挙げられます:
- - 日本人と日系人の時空共生社会構想
- - 基礎自治体による寄付施策に関する考察
- - 地域社会と地域資源を繋ぐ海洋教育指導者の役割
- - 大学の学生募集広報の差別化
これらの研究は、実社会における実践と理論をさまざまに結びつけ、未来の社会に向けた新たな展望を提示しています。
社会に向けた一歩
社会構想大学院大学は、2017年に設立され、社会課題にアプローチする専門家を育成することを目指しています。修了生は、社会課題解決のための能力を備えた人材として、様々な場面で積極的に活動することが期待されます。また、大学院で培った知識は、彼らの社会での実践に強力な支柱となるでしょう。
未来の社会をより良くするための力を持った修了生たち。彼らの活動がどのように展開していくのか、多くの人々が注目しています。