国際バカロレア認定校の学びを体験できるチャリティイベント開催

大阪に新たに誕生したAIC国際学院大阪初等部が国際バカロレア認定校として、2025年7月27日（日）に教育の未来に向けたチャリティイベントを開催します。このイベントは、大阪女学院中学校高等学校との共催で、国際バカロレア（IB）のプログラムが持つ学びの連続性を考察する貴重な機会となります。

1.国際バカロレアの意義と目的

近年、日本国内では国際バカロレアのプログラムを導入する学校が増加しています。国際バカロレアは、学習者が自ら考え、探求する力を育てることを重視した教育体系であり、小学校から高校までの一貫した学びの連携が重要です。しかし、実際にはそのつながりが十分に理解されていないことも多く、女子校の大阪女学院と共同で、この点を深受するためのイベントを企画しました。

2.イベント概要

イベントは大阪女学院中学校高等学校で行われ、開場は12:00、開演は13:00からとなります。プログラムは以下の内容で構成されています。

- 基調講演（13:00-13:55）: 筑波大学の客員教授、キャロル犬飼ディクソン氏による「教育の未来ー学びへの新しいアプローチ」
- 座談会（14:10 - 14:50）: 国際バカロレア・ディプロマプログラムの修了生による体験談を基にした、「今からIBを始める君へのメッセージ」
- 実践者発表（15:00 - 15:30）: PYP（Primary Years Programme）の実践者からの発表、「DP成功のためのPYPにおける逆向きのカリキュラム設計」

参加は無料ですが、募金が集まれば日本赤十字社に寄付されるチャリティイベントとして、幅広い教育関係者や保護者、学生の参加をお待ちしています。

3.登壇者紹介

イベントには、筑波大学のキャロル犬飼ディクソン教授を含む、多くの教育者が登壇します。ディクソン教授は、これまで多くの国際教育プロジェクトに携わり、特に言語教育の重要性を強調しています。また、進行役を務める熊谷優一校長は、AIC国際学院における国際教育の推進において重要な役割を果たしています。

4.イベントの目的

このイベントを通じて、国際バカロレアプログラムが未来の学びにどのように貢献できるか、また、どのように教育界全体がその理念を実現できるかを示したいと考えています。特に消費者である教育関係者や生徒たちが、どのようにこれからの教育に携わっていくのか、その意義を理解し、共有できる場でありたいと思っています。