神戸発、夜を彩るネオンロックバンド
神戸で結成されたネオンロックバンド「猫背のネイビーセゾン」が、秋に公開される映画『バッコン!』の主題歌を担当することが決定しました。彼らの新曲「MONOTARINAI」は、9月8日に大阪で先行公開となるこの映画のために書き下ろされた楽曲です。映画は、大阪の岸和田に伝わるだんじり祭りをテーマに、人々が結束し、文化を守り続ける姿を描いています。映画のタイトル「バッコン」は、伝説の抜魂(ばっこん)式に由来しています。
映画『バッコン!』の概要
『バッコン!』は、岸和田の300年続く伝統行事であるだんじり祭りを背景に、祭りを通じた人々の絆を描く重要な作品です。映画の企画と監督を務める泉原航一は、岸和田出身。彼自身が子供の頃からだんじり祭りに参加してきた経験を生かし、あるべき祭りの姿を真摯に映し出しています。
主演は、大阪出身の女優、柳ゆり菜。脚本には、今田果奈、佐野宜志、泉原自身も名を連ねており、彼らの情熱が作品に込められています。映画はユナイテッド・シネマ岸和田での先行公開が決まっており、多くの人々がこの特別な物語を待ち望んでいることでしょう。
猫背のネイビーセゾンの主題歌「MONOTARINAI」
主題歌「MONOTARINAI」は、軽快なビートが特徴で、楽曲に込められたメッセージが心に響きます。おかともきが作詞・作曲を担当しており、だんじり祭りとの深い関わりが表現されています。彼は、祭りの難しさや美しさに触れた経験から、この曲が生まれたと語っています。歌曲に使われている「あなた」という言葉を、映画のストーリーに合わせて「だんじり」と置き換えると、より一層感情が 深く響くことでしょう。
アーティスト写真と新アルバム
主題歌の発表に伴い、猫背のネイビーセゾンの新たなアーティスト写真も公開されました。彼らは、独自のビジュアルでファンを魅了する一方、10月1日にリリースする3rdミニアルバム『ICE GLEAM』にもこの曲が収録されます。アルバムには、「MONOTARINAI」以外にも様々な楽曲が含まれており、音楽シーンでの彼らの存在感をさらに高めていくことでしょう。
ライブパフォーマンスと今後の活動
猫背のネイビーセゾンは、ライブパフォーマンスで知られるバンドです。彼らは関西を中心に精力的に活動を行い、魅力的なステージにファンを引き込んでいます。11月には全国ツアー「GLEMLiNS TOUR」を開催し、多くの都市を廻る予定です。このツアーでは、ファンと直接触れ合える貴重な機会を提供し、さらなる新たなファンを獲得していくことでしょう。
まとめ
映画『バッコン!』と猫背のネイビーセゾンの主題歌「MONOTARINAI」は、共に日本の文化を守り育てる姿を見ることができる素晴らしい作品です。映画公開前から物語や楽曲を知り、楽しむ準備を進めていきましょう。そして、ライブパフォーマンスや新アルバムでのさらなる成長も期待したいところです。