福岡の九州ダービー勝利
2025-12-13 00:04:35

福岡が劇的なブザービーターで九州ダービーを制覇!連敗脱出への道

福岡が劇的なブザービーターで九州ダービーを制覇!



2025年12月12日、照葉積水ハウスアリーナで行われたB.LEAGUE 2025-26シーズンの鹿児島レブナイズとの九州ダービーにおいて、ライジングゼファー福岡が81-79で勝利を収めました。この試合は、苦しい連敗から脱出すべく、ホームでの再起をかけたものでした。試合の流れはまさに波乱に満ちており、最後の瞬間に訪れたブザービーターが決まるという劇的な展開でした。

試合の振り返り



前半の苦しい立ち上がり



試合開始から、福岡は鹿児島に先制される苦しい戦いが続きました。鹿児島の#14兒玉選手に3ポイントシュート、#22シャーマ選手にはダンクシュートを食らい、観客からも不安の声が漏れました。しかし、福岡の#34アギラール選手がダンクシュートで応戦し、#8青木選手も続けて3ポイントシュートを沈め、オフェンスの流れを取り戻し始めます。この序盤の活躍がチームを鼓舞し、徐々に流れを引き寄せる重要なポイントとなりました。

福岡は実況が入る中で、#20中谷選手がジャンプショットで存在感を示し、会場の雰囲気を一気に盛り上げました。その後、#33加藤選手がジャンプショットと3ポイントシュートを決め、逆境を乗り越えリードを奪う展開に。前半は福岡が8点のアドバンテージを持って折り返しました。

後半の接戦



後半に入ると、福岡の#7西川選手がB2個人通算300本目の3ポイントシュートを決めて幸先よくスタート。しかし、この好機を活かせず、ターンオーバーが多発する等、流れを失い徐々に鹿児島に追い上げられます。ここで福岡はメンバーチェンジを行い、状況を打開しようとしますが、鹿児島の攻撃に押されついには逆転を許してしまいます。

試合は緊迫した状況に突入し、#23村上選手、#32狩野選手の連続3ポイントシュートにより再びリードを奪回。しかし、鹿児島も簡単には譲らず、#32武藤選手の活躍で再び試合は接戦に。残り1分28秒でリード選手の3ポイントシュートで同点に追いつくも、その後すぐに鹿児島に勝ち越しを許します。それでも、ブースターの後押しを受けながら最後にもう一度リード選手が放った3ポイントシュートで同点に。

劇的な締めくくり



試合の最後には、村上選手が放ったシュートが一度リングにはじかれながらも再度跳ね上がり、ブザーと同時に決まるという劇的な瞬間が訪れました。このブザービーターが試合を終わらせる一撃となり、福岡が九州ダービーを制した瞬間は、観客全体が歓喜の声を上げる聖なる瞬間となりました。

コメントと今後の展望



試合後、福島雅人HCは「最後にお客様の後押しがあり、選手たちは粘り強く勝ち切ることができた。」と語り、選手全体が苦しい状況を理解し、粘り強く戦ったことを高く評価しました。また、今後の課題として、「サイズやスピードを活かした鹿児島のトランジションに警戒が必要」と指摘しており、次戦への意気込みが伺えます。

選手の中では村上選手が「まずは勝てたことが重要。勝利を続け、流れを作りたい」と話し、チーム全体での結束を強調。苦しい連敗からの脱出を果たした福岡は、次の試合に向けてさらに気持ちを引き締めて臨むことでしょう。

これからの福岡の試合に期待しつつ、次の瞬間も見逃せない展開となることが予想されます。再びこの熱い試合の舞台で彼らの成長を見届けましょう。


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