精神科訪問看護交流会
2025-09-02 10:33:48

看護師と支援者の新しいコミュニケーションの場、加古川で精神科訪問看護交流会が初開催

初開催を飾った精神科訪問看護交流会



2025年8月23日(土)、兵庫県加古川市の総合福祉会館にて、訪問看護の質向上に取り組む企業、株式会社eWeLLと就労移行支援事業所の「ハンズ」を擁する株式会社ミチルワグループの共催による「第1回 精神科訪問看護ネットワーク交流会」が行われました。この初めての試みに、全国から100名を超える医療・福祉関係者や療養者の家族が一堂に会し、自立支援をテーマにした意見交換が活発に行われました。

⚫️ 開催の背景と目的
精神科訪問看護において、多職種の職員が連携し合うことは不可欠です。しかし、実際には相手の顔が見えず連携が難しいという課題が存在しました。このイベントは、訪問看護や就労支援という異なる領域を持つ専門家たちが集まることで、現場の課題を共に解決しようとする目的で企画されました。

⚫️ トップランナーによる講演
交流会では、精神科訪問看護に特化したトップランナーである小瀬古伸幸氏と中村義幸氏が登壇し、それぞれのアプローチで参加者に新しい知見を提供しました。小瀬古氏は多職種連携の重要性について、対話を通じたワークショップを通じて提起し、全員での意見交換による理解の深化を促しました。

⚫️ 実践的なワークショップ
交流会は二部構成となっており、後半は中村氏が「クライシス・プラン」について講演。参加者自身がこのプランを作成する体験を通じて、精神的な不調に備えるノウハウを学ぶことができました。

⚫️ 参加者から寄せられた声
参加者たちは、「異なる立場の人と本音で語り合えた」とか、「役立つ情報を得られた」といった声を上げています。また、交流会には地域の支援事業所による手作りのコースターや、障がいを持つスタッフが作った上質なコーヒーなど、心のこもった「おもてなし」が添えられ、温かな雰囲気を醸し出しました。

⚫️ 未来への展望
今回の成功を受けて、eWeLLとハンズは第2回の開催を見据え、地域での医療・福祉ネットワークの強化に貢献していく意向を示しています。多職種が手を取り合い、より良い支援が行える社会の実現に一歩近づける取り組みとして、今後が非常に楽しみです。


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