2026年高卒新社会人が語る就職活動の実態と決め手
高校生の就職活動は、難しい選択の連続です。特に2026年に新社会人としてスタートを切った157人がどのような経験を経て、どんな決め手で職場を選んだのか、ジンジブが行った調査を基に見ていきましょう。
調査の背景と目的
ジンジブは、高校生のキャリア支援を行う企業であり、高卒新社会人向けの研修プログラム「ROOKIE'S CLUB」の参加者に対して、就職活動の振り返りアンケートを実施しました。就職活動の開始時期が7月に集中する中、2026年卒の高卒求人倍率は4.12と高まりを見せ、人材不足が続いています。この中で、高校生がどのような情報を基に就職先を決めているのか、体験がどのように影響したのかを明らかにすることが目的でした。
調査結果の概要
入社の決め手
アンケートにおける入社の決め手として、以下の4つが挙げられました。
1.
仕事の内容・やりがい(41.4%)
2.
職場の人間関係・人柄(35.7%)
3.
職場見学・インターンで良い印象を持った(32.5%)
4.
休日の多さ・働き方(32.5%)
特に、職場見学を複数回行った参加者は、職場の人間関係を重視する傾向がありました。一方で、職場見学を1社以下に留めた人は、仕事内容を重視する傾向が強かったです。
職業体験の効果
就活前に職業体験を行った人は61.1%で、なんと92.7%が「就活で役に立った」と回答しました。これにより、実際の職場での雰囲気や業務内容を知ることが、大きな判断材料となったことがわかります。また、やり直すとしたら「もっと自己分析を」と回答した人が33.8%、早く動き出すべきだったと感じた人が31.8%もいました。
情報収集の方法
調査では、自分の進路を決める際に最も影響を受けたのは「自分で考えて決めた(33.1%)」であり、次いで教師や保護者の意見が影響を与えていました。また、就活のスタート時期は「3年生の7月」が最も多く、情報収集には学校の求人票(58.6%)が主要な手段として使われました。
SNS活用と情報不足
SNSや動画を活用して情報を収集したとする回答は少なく、「調べなかった」が36.3%で最多でした。特に不足を感じた情報としては「職場の雰囲気(17.8%)」や「具体的な仕事内容(14.6%)」などが挙げられ、求人票では得難い情報が求められていることが浮き彫りになりました。
まとめ
調査結果からは、高校生の就職活動においては、入社の決め手が「仕事の内容」や「職場の人間関係」である一方、それらの理解に必要な情報や体験の重要性が強く表れています。異なる企業への職場見学やインターンシップの経験が、就職の選択における納得感を高める要因であることが明らかになりました。ジンジブは、こうした情報提供や支援を通じて、高校生にとってより良い就職環境の構築を目指しています。