JR東海が初の在来線鉄道用品オークションを開催!
JR東海のオンラインマーケット「JR東海MARKET」で、特別なオークションが開催されます。これは、同社が直営の「JR東海鉄道倶楽部」から出品する在来線鉄道用品の販売を、オークション形式で行う初めての取り組みです。特に注目なのは、2020年3月に廃止された参宮線の臨時駅「池の浦シーサイド駅」の駅名標などの貴重な品々です。
オークションの詳細
実施期間
このオークションは、2025年6月9日(月)15:00から6月19日(木)23:59までの期間に行われます。入札が終了の10分前から入札があった場合、入札できる時間が10分ずつ延長されるため、最後の瞬間までの戦いが楽しめます。
販売場所
販売は、JR東海MARKETのオークションページで行われます。このページにアクセスすれば、出品されているアイテムを見ることができ、気になる商品への入札も可能です。
支払い・引渡し方法
支払いはクレジットカードでの決済となり、商品は配送でお届けされます。手軽に参加できるのが魅力です。
出品される商品
オークションでは、以下のような貴重な在来線用品が出品されます:
1.
池の浦シーサイド駅の駅名標
- かつて三重県伊勢市で営業していたこの駅の名標は、2020年3月の廃止時に取り外され保存されていたものです。
2.
池の浦シーサイド駅の時刻表
- 同じく、駅に設置されていた金属製掲示板と一体となっていた時刻表です。
3.
豊橋駅連動図表
- 豊橋駅の信号扱所に設置され、駅構内の信号機や転轍機(ポイント)をまとめた図表です。今年1月に連動取替工事で取り外されました。
4.
半田駅の建物資産標
- 半田駅の高架化工事に伴い取り外された、施設情報を記録した重要な標識です。
5.
カンテラ信号灯や閉塞用スタフキャリア
- 鉄道の運営に不可欠な信号に関するアイテムも含まれています。
これらのアイテムは、ただのコレクションとしてだけではなく、鉄道ファンにとっては歴史そのものを感じることができる貴重な品々です。
注意事項
オークションに参加する際には、各商品ページに記載されているサイズや送料、注意点をしっかりと確認しましょう。また、実際に使用されていたアイテムであるため、傷や汚れがあることが考えられます。そのため、動作保証や品質保証はないので、その点も注意が必要です。
取扱時には怪我などにも注意が必要で、特に旧いアイテムそのものの状態での取引ですから、万全の体制で参加してください。
まとめ
このオークションは、鉄道を愛するすべての人にとって、大変貴重な機会となることでしょう。初めての試みながら、鉄道のあるまちOsakaならではの特別なイベントです。興味のある方は、JR東海MARKETのオークションページを今すぐチェックしてみてください!