保育現場のDX化
2025-08-13 10:43:19

山梨県上野原市がキャッシュレス決済を導入!保育現場のDX革命が進行中

山梨県上野原市がキャッシュレス決済を導入



2025年7月から、山梨県の上野原市にある公立保育施設で、保育施設向けのキャッシュレス決済サービス「誰でも決済」が導入されます。この取り組みは、保育現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、保護者や保育士の利便性を大幅に向上させるものです。さらに、従来の現金のやり取りにかかる手間を解消し、よりスムーズな運営を可能にします。

キャッシュレス決済「誰でも決済」の背景



上野原市では、2026年度から開始される「こども誰でも通園制度」に先駆け、現金による徴収の手間や課題を解消するために「誰でも決済」を導入することを決定しました。従来、保育施設では一時保育や延長保育などのサービスに対して、現金での支払いが必要でした。このため、保育士はおつりの用意や現金の管理といった煩雑な業務に追われていました。また、保護者側でも、持ち歩く小銭の準備が負担になっている状況がありました。

「誰でも決済」の特徴と利点



「誰でも決済」は、保育施設内での現金のやりとりを不要にすることで、保護者と保育士双方の負担を軽減します。保育士はおつりや現金の管理から解放され、保護者は会員登録なしでさまざまな決済方法を利用可能となります。具体的には、VISA、Mastercard、Diners Club、JCB、American Expressといったクレジットカードや、PayPayやau PAYといったQRコード決済が利用できます。

上野原市の子育て支援担当の吉原氏は、このキャッシュレス決済の導入に関し、職員や保護者からは肯定的な声が寄せられていることを伝えています。「延長保育を利用する方からも好評を得ており、今後は他の支払いシーンでも展開を検討しています」とコメントしました。

保護者への負担軽減



保護者の声も、「子どもを抱っこした状態で財布から小銭を取り出すのが難しい」「支払いQRコードを連絡帳に入れてもらえるため、家で決済ができるのが便利」といった意見が多く寄せられています。これにより、登降園時に手がふさがっていても、スマホ一つでスピーディーに決済ができるという利点が評価されています。

多機能化と地域連携



保育施設は、今後、地域の子ども食堂といった多機能化が進む中で、「誰でも決済」が地域連携にも寄与することが期待されています。このサービスによって、近隣の家庭がより利用しやすくなるという観点からも、地域全体の子育て環境が改善されるでしょう。

BABY JOBの取り組み



「誰でも決済」を提供するBABY JOBは、大阪に本社を置き、保育施設向けに様々なサービスを展開しています。特に、日本初のサブスクリプションサービス『手ぶら登園』は、保護者の手間を大幅に軽減し、8,400以上の施設で導入されています。また、保護者が簡単に保育施設を探せる「えんさがそっ♪」というサービスも運営しており、保育に関する課題解決に向けた様々な取り組みを行なっています。

まとめ



このように、上野原市でのキャッシュレス決済の導入は、保育施設の運営をより効率化し、保護者と保育士双方の負担を軽減する大きな一歩です。また、今後の展開に注目が集まります。地域全体で子育て環境がより良くなることが期待される中、BABY JOBの活動も今後の成長から目が離せません。


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