積水樹脂が誇る健康経営の取り組み
積水樹脂株式会社が2025年3月10日、経済産業省の「健康経営優良法人認定制度」において、2年連続で「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」に認定されました。この認定は、地域社会の健康課題への取り組みや、日本健康会議が推進する健康増進活動に基づいたものであり、特に優れた健康経営を実践している企業が評価されます。
健康経営の理念
積水樹脂の経営理念には、「人的資本の価値最大化」という基本方針があります。会社は、「従業員とその家族の心身の健康こそが最も重要な経営基盤である」との考えに基づき、その推進に力を入れています。ウェルビーイング経営を掲げ、心身ともに健康な職場環境を目指しているのです。
新たな取り組みと人財本部の設立
2024年4月には、新たに「人財本部」を設置することが発表されました。これにより、人材の獲得、育成、人事制度の改革などを進め、さらに健康経営の強化に取り組む方針です。従業員の健康保持・増進を真剣に考え、やりがいを感じられる職場環境を整えていくという姿勢が改めて示されています。
具体的な取り組み
積水樹脂は、実際にどのように従業員の健康をサポートしているのでしょうか?
- - 健康診断とフォローアップ: 定期的な健康診断を実施し、結果に基づいてフォローアッププランを設けています。これにより、早期に健康課題を発見し、対策を講じることが可能です。
- - メンタルヘルス支援: メンタルヘルス対策にも注視し、専門のカウンセラーによるサポート体制を整えています。ストレスチェックを実施し、必要に応じてカウンセリングを受けることができる環境を提供しています。
- - フィットネスプログラムの提供: 従業員のフィットネスを促進するため、社内での運動プログラムを導入し、参加を促しています。定期的なウォーキングイベントや、健康に関するセミナーも実施しています。
- - ワークライフバランスの推進: 働きやすい環境を作るため、フレックスタイム制度やリモートワークを導入しており、従業員が自分のライフスタイルに合わせた働き方を実現できます。
地域貢献と社会的責任
積水樹脂は、「社会の景色に、安全と心地よさを。」というグループスローガンのもと、製品を通じて地域社会にも貢献しています。本社がある大阪市北区では、地域のイベントや健康促進活動に参加し、社会的責任を果たすとともに、地域住民とのつながりを大切にしています。
今後の展望
今後も積水樹脂は、健康経営の推進を一層加速し、従業員が健康で充実した日々を送れるように努めていく意向です。具体的には、「積水樹脂グループ健康経営宣言」を実現するため、さらなる施策を導入し、働きやすい環境作りを続けていきます。
このように、積水樹脂は企業としての責任をしっかりと果たしつつ、従業員一人一人の健康と幸福を追求する姿勢を示しています。これからも、積水樹脂の動向に注目していきたいと思います。