JALのボーイング767型機に新技術リブレット塗膜を施工
オーウエル株式会社(本社:大阪市西淀川区)は、航空業界の新たな革新をチャンスと捉え、日本航空株式会社(以下、JAL)と共同で行ったリブレット形状塗膜の施工作業についてご紹介します。この作業により、JALが運用するボーイング767-300ER型機(JA623J)の機体胴体部分に新しい塗膜が施されました。
リブレット塗膜とは?
リブレット塗膜は、航空機が空を飛ぶ際に直面する空気抵抗を軽減することを目的とした微細な溝構造です。この技術は、サメ肌の構造にヒントを得て考案され、機体外板に配置されたリブレット形状が空気の流れをスムーズにし、飛行時の抵抗を大幅に削減します。この塗膜は、オーウエルの「Paint-to-Paint Method」を用いて施されたもので、既存の塗膜上に施される新たな技術として期待されています。
新技術によるメリット
リブレット形状塗膜の施工にはいくつかの優れたポイントがあります。まず、デカールやフィルムによる加工と比べ、直接塗膜にリブレット形状を形成するため、軽量化と耐久性の向上が実現できます。この新しい方法により、JALは航空機の運行コストを低減し、環境への配慮を進めることが期待されています。
2026年からの運航開始
この新しい塗膜は2026年8月から運航を開始しており、国内線や短中距離の国際線で積極的に運用される予定です。これにより、JALの競争力がさらに強化されると言えるでしょう。オーウエルは、このリブレット塗膜の施工を今後も拡大し、航空機の脱炭素化をより一層推進する姿勢を見せています。
オーウエル株式会社のご紹介
1943年に設立されたオーウエル株式会社は、大阪を拠点に工業用塗料の販売を行い、国内トップクラスのコーティング関連事業を展開する企業です。自動車向けの半導体部品やエレクトロニクスに関わるソフトウェアなど、多岐にわたる事業を展開し、世界規模で成長を続けています。企業理念として「最適整合の創造」を掲げ、10年先を見越した「グローバルブランドO-Wellの樹立」を目指しています。
まとめ
JALのボーイング767-300ER型機に施されるリブレット塗膜は、航空業界における新たな挑戦の一環です。この新技術がもたらす利点は大きく、航空機の運行効率向上と環境負荷の低減が期待されます。今後の進展に注目です。