豪華声優陣と佐久間大介が挑む異色のミステリー劇

2025年1月30日、東京・THEATER MILANO-Zaで、ノサカラボReading Echoes『Fiend／Friend in 20faces』の幕が開きました。本作は、江戸川乱歩の名作ミステリー『怪人二十面相』を基にしたオリジナルストーリーです。その独自のキャラクターたちが織りなす物語に、多くの観客が期待を寄せています。

本作の特徴は、豪華な声優陣が揃っていること。サーカスの団員・遠藤平吉役を山寺宏一、名探偵・明智小五郎役を井上和彦、弟子・小林芳雄役を梶裕貴、そして警察官・燕谷麟太郎役にSnow Manの佐久間大介が起用されています。佐久間は、稽古場での先輩たちの存在に緊張感を抱きつつも、一生懸命に挑んでいる姿が印象的です。彼自身も声の仕事に挑戦しており、共演者たちからも称賛されていることが伝わります。

囲み取材では、各キャストが意気込みを語りました。井上は「念願の明智小五郎役を演じることができ、素晴らしい衣装を作ってもらえて心から嬉しい」と感慨深げに述べ、山寺も「井上さんの一言で明智の魅力が出る」と称賛の言葉を送りました。特に山寺が演じる怪人二十面相は、衣装替えのスピードが話題になり、観客との一体感を感じさせました。

公演は、東京の後に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールでも行われ、さらなる盛り上がりが期待されています。明晰な演技や音楽、照明が融合し、全く新しいエンターテイメント体験を提供する本作に期待が高まります。キャストたちが演じるキャラクターの成長や葛藤を通じて、観客は深い感動を得ることでしょう。そして、エネルギッシュな佐久間と彼とのバディ関係にも注目です。

試演会を通じて、役者陣が持つ表現力は言うまでもなく、心理戦の面白さを引き出しています。観客は彼らの巧妙な演技に目を奪われ、舞台が生み出す独特な緊張感を堪能できることでしょう。ノサカラボが提供する新たなストーリーは、古典的な要素と現代的なエンターテイメントが融合した作品となり、幅広い層の観客に楽しんでもらえます。

ノサカラボReading Echoes『Fiend／Friend in 20faces』は、これまでとは異なる視点からの物語を披露することに成功しており、ミステリー作品としての奥深さを持つと同時に、キャラクターたちの人間ドラマも楽しめる作品となっています。ぜひ、劇場でその魅力を体感してください。

【公演概要】