KLabとバルスがAR技術でVTuberファン体験を革新する新サービスを発表

KLabとバルス社が新たなAR体験を共同開発

KLab株式会社とバルス株式会社は新しいエンターテインメントの形を模索しています。今回の取り組みでは、VTuberプラットフォーム「SPWN」と連携し、AR技術を使った新サービスの開発に着手しました。この技術協力により、リアルなイベントとオンライン体験が融合した、ファンにとっての新たな楽しみが生まれることを期待しています。

技術協力の背景

現代のVTuber市場は急成長を遂げており、ファンのニーズも多様化しています。これまではオンラインでの視聴にとどまっていたファンですが、よりインタラクティブで、リアルな体験を求める声が高まっています。バルス社はその先進的なAR技術を活用して、KLabが培ったモバイルゲーム開発の技術と組み合わせることで、より深い没入感を持つ体験を提供することを目指しています。

共同開発の第一弾：AR体験ポスター

最初の成果として、2025年10月29日に行われる「MonsterZ MATE ハロウィンライブ 'MASQUERADE'」に向けたAR体験ポスターが誕生しました。このポスターは、会場内に掲示される予定で、観客がQRコードを読み取ることで、MonsterZ MATEのキャラクターが画面上に出現する仕掛けになっています。この新たな体験により、ファンは会場でのライブ鑑賞が一層特別なものとなるでしょう。

今後の展望

KLabとバルス社は、公式グッズに連動するAR体験も計画しています。例えば、ファンが特定のグッズをカメラでかざすことで、キャラクターが現れたり、限定ボイスが再生されたりするイベントを展開する予定です。さらに「ARスタンプラリー」やフォトコンテスト企画など、さまざまな活動を通じてファンとの交流を深めていく考えです。