阪神淡路大震災30年記念の報道活動が評価されました！

阪神淡路大震災30年の特集が評価！

2024年は阪神淡路大震災から30年の節目となります。この重要な年を前に、関西の民放各局とNHKが協力して取り組んできた「関西民放NHK連携プロジェクト」が、先日開催された第62回ギャラクシー賞で報道活動部門の大賞を受賞しました。この受賞は、当プロジェクトが震災歴を学び伝えるために行った様々な活動が評価された結果でもあります。

連携プロジェクトの概要

このプロジェクトは、関西にあるテレビ局6局とNHKが共同で設立したもので、特に若手記者を中心とした震災についての勉強会を開催し続けてきました。プロジェクトのキャッチフレーズ「守りたい、だから伝える」は、震災の記録と教訓を後世に伝える重要性を示しています。

さらに、震災30年を迎えるにあたり、共同の告知CMを制作し、ますます重要なメッセージを発信してきました。「今後の災害報道の形を模索した前例のない取り組み」として大賞に選ばれたことは、これまでにない意義を持つものといえるでしょう。

テレビ大阪の取り組み

テレビ大阪では、これまでにも阪神淡路大震災に関連する特集を『やさしいニュース』の中で放送してきました。この番組は、月曜日から金曜日の夕方5時に放送され、視聴者に震災の重要性や新たな知見を提供しています。

以下は、テレビ大阪のYouTubeチャンネルで配信されている阪神淡路大震災30年特集の一部です：

- 同級生を失った震災劇〜家の下敷きになり、何を思ったのか〜
- 宇垣美里さんのインタビュー〜30年の時を経て何を学ぶか〜
- 84歳の思いとアルバイト〜震災から学んだ教訓〜
- 災害と報道の役割を考える〜SNSに依存しないために〜

未来に向けて

この賞を受賞したことで、今後の報道プロジェクトや災害に対する取り組みの向上が期待されます。関西地域のメディアが共同で行うこれらの活動が、日本全国、ひいては世界へ広がり、多くの人々に震災の教訓を伝えていくことが望まれます。

報道機関が役立つ存在であるために、我々にもできることがあるはずです。多くの人がこのプロジェクトを通じて、震災のことを思い出し、考えるきっかけを増やしていきたいですね。