アートフェア東京
2026-03-27 08:52:56

アートフェア東京のトークプログラム「Dialogue: ASK ART, WHY?」を振り返る

アートフェア東京のトークプログラム「Dialogue: ASK ART, WHY?」を振り返る



2026年3月15日、東京ミッドタウン八重洲にて「Dialogue: ASK ART, WHY?」というART FAIR TOKYO 20のオフィシャルトークプログラムが開催されました。本イベントは主催の株式会社エートーキョーと、企画・運営を手掛けた株式会社アートチューンズにより実現し、2年ぶりの復活を遂げたトークプログラムの最新エディションです。

イベントの概要



「芸術に問う」というテーマに基づき、全7セッションを通じて多様な分野からの講演者が集まり、芸術との対話が繰り広げられました。この日は、観客も交えた議論が展開され、現代社会におけるアートの役割について新たな視点が提示されました。特に、AIと人間の美的感覚の関係や、芸術のヒエラルキー、身体表現の意味など、幅広い話題が取り上げられました。

会場では、アーティストの神楽岡久美氏の作品が展示されており、歴史的な検証を行うことで新たな「美的価値」への問いかけがなされました。これは参加者にとって新しい視点を提供するものでした。

各セッションの詳細



Session#1「開かれたアートとは何か」


第1セッションでは、美術史を深く理解する文化研究者の山本浩貴氏が登場し、アートが抱える排除の構造について掘り下げました。多様な市民権を獲得するためには、内部構造の問題に真正面から向き合う必要があると強調されました。

Session#2「AIと人間の審美眼」


AIの影響が増す現代において、誰が美的価値を決定するのかが議論され、神楽岡氏とAIアルゴリズムを開発した豊柴博義氏が討論しました。

Session#3「アートとサッカーの文化的戦略」


UEFAチャンピオンズリーグのアジア人幹部、岡部恭英氏がアートとサッカーのエコシステムを比較し、文化資本の未来に関して深い議論を交わしました。

Session#4「ファイナルファンタジーとアートの引用」


エンタメ社会学者の中山氏と弁護士の小松氏が、アートにおける引用の権利について議論し、現代アートの複雑さを語り合いました。

Session#5「身体の時を超える可能性」


パルクールの文化特性や身体表現の時間的流通性についてZEN氏と寺内俊博氏が対話を行い、身体の表現の重要性に迫りました。

Session#6「アートとデザインのヒエラルキー」


アートとデザインの価値構造について磯谷氏と青沼氏が議論し、実践を通じて築かれるアート思考について深堀しました。

Session#7「次世代の表現とアーティストの役割」


最終セッションでは真鍋大度氏が高校生アーティストたちと対話し、AI時代に失われる可能性のある人間らしさについて議論しました。

まとめ



今回のトークプログラムは、世代や専門の壁を越え、芸術の新たな価値や前提を再考する貴重な場となりました。artTunesは、「誰もが芸術家となる時代」を目指し、今後も様々な対話の場を提供し続けていくことを約束しています。次回のART FAIR TOKYOも楽しみにしたいと思います。


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