脳性まひを持つ青年、畠山亮夏さんの挑戦
大阪市に住む畠山亮夏さんは、脳性まひという運動障がいを抱えています。亮夏さんがこの病気と診断されたのは、生後10か月のことでした。その時、母の織恵さんは「どうすれば明るい未来を歩んでいけるのか」を真剣に考えるようになりました。その気持ちが、亮夏さんの生き方を形作る重要な要素となりました。
自分の体を「教科書」として
亮夏さんは高校を卒業した後、一般社団法人「HI FIVE」を設立し、社長に就任しました。その活動として、年におよそ10回、大学や福祉施設で講義を行っています。独自の視点から医療や福祉を学ぶ学生たちに、自らの経験を伝えることを通じて、彼自身が「教科書」となっています。
彼の講義では、まさに彼自身の体を使って、どのように介助が必要な人に服を着せるのか、何に気をつけるべきなのかを教えることができます。また、この講義は非常に人気があり、多くの学生たちが彼の授業から貴重な知識を得ています。
一人暮らしへの挑戦
昨年8月、亮夏さんは新たな挑戦として一人暮らしを始めました。もちろん、ヘルパーの支援を受けることは必要ですが、これまで家族に依存していた生活から、自分自身の力で生活を送ることを選びました。彼は自立に向けての日々を送り、自分の居場所を見つけることに奮闘しています。
一人暮らしが始まってから1年半が経ったころ、亮夏さんはSNSを利用し、共通の興味を持つ人たちとの交流をおすすめするお茶会を企画しました。驚くことに、彼が梅田のカフェでおしゃれをして待っていると、その声に応えるように多くの人が集まってきました。
参加者の中には、亮夏さんの姿に勇気をもらい、自身の悩みを乗り越えるきっかけを得たという人々もいました。彼の生き方が、多くの人々に共感を呼び、輪が広がっています。
亮夏さんのこれからの目標
今後、亮夏さんはさらに多くの方々との繋がりを大切にしながら、自身の活動を広げていくことを目指しています。彼は、自らの体験を通じて、社会全体に対する理解を深め、共生の大切さを伝えることを願っています。彼の姿が、多くの人々に希望をもたらし続けることは間違いありません。
番組情報
この素晴らしい亮夏さんの活動を密着取材したドキュメンタリー「ドキュメンタリー7」は、テレビ大阪で放送されます。放送日は2026年2月28日(土)午前11時から11時30分までです。また、番組の放送後にはTVerやYouTubeでも視聴可能ですので、どうぞお見逃しなく。彼の情熱と挑戦を、ぜひご覧ください。