大阪芸術大学生による「クボタスピアーズ大阪」公式チームソング初披露の感動

大阪芸術大学生が制作した公式チームソングが初披露

2025年12月7日、Asueアリーナ大阪で行われたV.LEAGUE MEN WESTの公式戦にて、クボタスピアーズ大阪の公式チームソング「Color Your Future!～繋がる想い～」が初めて披露されました。この楽曲は大阪芸術大学演奏学科ポピュラー音楽コースの学生たちによって制作され、彼らの情熱が込められた一曲です。試合前、1,000名を超える観客が集まる中、学生ユニット「6ix Soldier」がハーフタイムに生歌唱を行い、会場の熱気を一気に高めました。

「Color Your Future!～繋がる想い～」とは

この公式チームソングは、クボタスピアーズ大阪と大阪芸術大学の産学連携プロジェクトの一環として制作されました。プロバレーボールチームと学生たちのコラボレーションは、チームとファンとの絆を深め、士気を高めることを目的としています。約30名の学生たちがこのプロジェクトに携わり、試合観戦を通じて得られた感動やチームの一体感を楽曲に盛り込みました。

制作過程と学生の取り組み

プロジェクトは、演奏学科の授業の中で始まりました。まずは、クボタスピアーズ大阪の選手たちの声からインスピレーションを得ることからスタート。彼らの好みのフレーズをリサーチし、歌詞制作が進められました。その後、作詞と作曲を行うための楽曲コンペティションが開催され、最終的には「6ix Soldier」がグランプリを獲得。プロのミキシング作業を経て、商業レベルのクオリティを実現しました。

初披露を飾った「6ix Soldier」のパフォーマンス

ハーフタイムショーでは、「6ix Soldier」が観客からの手拍子を受けて登場。ヴォーカルの戸高匠大さんが力強い歌声を披露し、会場の一体感を生み出しました。このパフォーマンスは、観客だけでなく、選手たちにも大きな影響を与え、試合は続く第3・第4セットを連続で勝利し、3-1での勝利を収めました。学生たちの歌声はまさに「勝利の歌」としての役割を果たしました。

チームの士気を高める音楽の力

試合に先立って行われた表彰式でも、この楽曲が披露され、拍手喝采を浴びました。クボタスピアーズ大阪のキャプテン、若林俊希選手は「迫力のある歌声が心を引き締め、この歌に応えてリーグ優勝を果たしたい」と、楽曲に対する期待を語っていました。音楽がチームの士気を高め、選手たちの勝利に向けた意気込みを後押ししています。

学生たちの成長と感謝の声

プロジェクトに参加した学生たちは、この貴重な経験を通じて多くのことを学びました。演奏学科の中村教授は、学生の個性を尊重し、自由な発想で制作に取り組めたことを評価し、彼らの未来に期待を寄せました。「自分の好き」を信じて挑戦した学生たちの姿は、音楽の可能性を広げるものになったことでしょう。

このように、大阪芸術大学とクボタスピアーズ大阪の協力によって生まれた「Color Your Future!～繋がる想い～」は、学生たちの成長を促し、新たな音楽の形を提示するものとなりました。これからも、クボタスピアーズ大阪と共に、彼らの音楽がファンと共に歩むことを期待しています。