豊中市に新店開業
2025-12-08 09:07:42

スイーツで地域を救う!豊中市に新しいパイ菓子専門店が開業

豊中市に新たに誕生するパイ菓子専門店



大阪府豊中市豊南町西に、スイーツを通じた地域振興に挑む新たなパイ菓子専門店の開業が決定しました。この店舗は、産業フードプロデューサーである株式会社キッチンエヌの支援を受けた個人事業所「ソイル」で、代表の金森幸子さんが手掛けます。彼女は自身の洋菓子の技術を活かし、2025年12月12日午前10時に「SACHIKO-KANAMORIパイ菓子研究所」をオープンします。

開業の背景



豊南町西エリアは、人口減少が進み、高齢者の比率が高まっている地域です。2025年には人口が4000人にまで減少する見込みで、高齢者の割合は33.4%と全国平均を大きく上回ります。このような状況に対して金森さんは、食が持つ力を信じ、地域課題の解決にスイーツが貢献できると考えました。彼女は高知県での経験を通じて、食が人々をつなぎ、地域を活性化する役割を担うことができると実感しています。

「都会のブラックホール」とも言えるこの地域の過疎化が進む中、金森さんは「食という小さな力でも、希望を生むことができる」との信念を持っています。食を通じて地域のつながりを深める試みを通じて、豊南町西に新しい風を吹き込むことを目指しています。

スイーツによる地域振興



過疎地では、買い物の困難を訴える住民が増えている一方で、都会には便利なコンビニやスーパーマーケットが存在します。しかし、豊南町西のように、コミュニケーションが不足した地域では、人と人とをつなぐ食の力が重要です。この課題に対し、金森さんは「奈半利のおかって」や「茶農園が営むカフェ『あすなろ』」の成功事例を参考に、新たな食の場を設ける計画を立てています。

サステナブルなスイーツ作り



金森さんが作り出すパイ菓子は、北海道産のバターを100%使用して折込生地を仕上げた魅力的なもの。パルミエ(ハート型のパイ)や塩味のパイなど、様々なフレーバーが楽しめます。特に、京都産の非加熱甘酒を使ったパイ生地は、その風味豊かで独自の味わいが特徴です。価格はお手頃で、300円前後に設定しており、年金生活をされる方々にも優しい価格帯です。

また、金森さんは、地域の子供たちにも楽しめる動物の形をしたパイを販売し、若い世代も楽しむことができる品揃えを目指しています。メニューの拡充として、コーヒーや紅茶などの追加販売も計画しており、地域に根付いたパイ菓子屋として成長を図る意欲を燃やしています。

未来に向けた展望



金森さんは、最初は週に一度、金曜日の営業からスタートし、地域とのコミュニケーションを図りながら営業日を増やしていく予定です。食の力を通じて明るく賑やかな地域コミュニティーを創造することを信条に、金森さんの挑戦は始まります。地域の人々を笑顔にし、豊南町西に新たな色を加えるパイ菓子専門店の開業を応援したいですね。


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