バーチャル音楽祭「Virtual Music Award 2025 SUMMER」レポート
2025年の7月25日から27日の3日間、バーチャル音楽の祭典「Virtual Music Award 2025 SUMMER」が開催されました。今回のイベントは、VTuberやVシンガーといったバーチャルアーティストのオリジナル楽曲のみで構成され、全5公演が実施されるなど、記念すべき第10回として過去最大の規模で行われました。
3日間の熱狂を振り返る
このイベント中、配信プラットフォームZ-aNの視聴者からは「最高の3日間だった」「新しい文化が生まれている」など、たくさんの感動の声が寄せられました。ファンの熱心な応援が、より一層の盛り上がりを見せたことは間違いありません。ここでは、その3日間の全5公演のハイライトを振り返っていきます。
第一公演:圧巻のオープニング
初日のオープニングを飾ったのは、松永依織さん、鈴鳴すばるさん、茜音カンナさんによる楽曲「Nobody knows」でした。特に、多くのファンを魅了したのはVESPERBELLの代表曲「鳴動」。その圧倒的なハーモニーに、七海うららさんのオリジナル曲「それはうららか?」が続き、観客の期待を一気に高めることに成功しました。これによって、全体のクオリティの高さが際立つ結果となりました。
第二公演:特別コラボステージ
昼公演では、VRアイドルグループ「えのぐ」が登場し特別コラボレーションのパフォーマンスを披露しました。日向奈央さんと真白ユキさん、鈴木あんずさんとLir.Eさんがタッグを組み、それぞれコラボ曲を演奏。フィナーレには水瀬凪さん、ChumuNoteさん、Lir.Eによる「星詠みの唄」が響き渡り、特別感あふれる思い出に残る瞬間となりました。
第三公演:夜の特別な演出
2日目の夜には、白雪みしろさんと暁おぼろさんの「ロベリアに口吻を」が観客を魅了し、BΣretta CrossrainとFlare Runeのダイナミックな楽曲も披露され、会場のテンションは最高潮に達しました。夜ならではの大胆なパフォーマンスが印象的でした。
第四公演:夏フェスの興奮
最終日の昼公演では、夏の爽やかさを感じさせるステージが展開されました。YSSが「Beyond Our Dreams」を披露し、夏フェスの一体感を生み出しました。アイデスさんの力強い歌声には、観客からの感嘆の声が止みませんでした。
第五公演:感動のフィナーレ
3日間のクライマックスは、MaiRの新ユニット「ザスター(XASTAR)」の結成発表を皮切りに、彼女がデビュー曲「ノンフィクション」を初披露。会場は興奮の渦に包まれました。最後には出演者全員によるテーマ曲「loop the loop」の大合唱で、感動的なフィナーレを迎えました。
追体験できるアーカイブ配信
「Virtual Music Award 2025 SUMMER」の全5公演は、アーカイブとして2025年8月10日まで視聴可能です。見逃した方も、再度あの感動を味わうことができます。公式サイトからぜひアクセスしてみてください。
特集プレイリストも要チェック
また、AWAでは出演アーティストの楽曲を集めた特集プレイリストが公開中です。ライヴで気になったアーティストをチェックして、更なる魅力を発見するチャンスです。
「Virtual Music Award 2025 SUMMER」は、3日間を通じて新たなバーチャル文化の形成を感じさせる、素晴らしいイベントでした。ぜひ来年の開催にも期待しましょう!