大阪・光の饗宴2024で楽しむ、バラ園に映し出された星空の世界

大阪・光の饗宴2024 〜星空を映し出すバラ園の魅力〜

毎年多くの来場者で賑わう『大阪・光の饗宴2024』が、今年も中之島で開催されます。この中で特に楽しみなのが、大阪芸術大学芸術計画学科の学生たちによる『OSAKA光のルネサンス2024』です。彼らは、「『星命』〜中之島から広がる宇宙〜」というテーマのもと、都会の中で見えにくい星空をバラ園に映し出す夢のような展示を行います。

バラ園で出会う星座たち

展示は、バラ園の広い敷地内に8つの星座をストリングライトで表現し、それぞれに季節感をつける音響を工夫したものです。中央には、月と太陽をイメージした巨大なバルーンが設置されており、一定の間隔で色が変わる様子は、まさに幻想的。その美しい光の演出が、訪れる人々に夏の花火や春の鳥のさえずりなど、四季折々の風物詩を感じさせてくれます。

具体的な展示内容

『OSAKA光のルネサンス2024』は、2024年12月14日から25日まで、中之島公園のバラ園で開催されます。学生たちは、季節ごとのエリアに分け、見る人々に四季の移りを感じてもらえるような工夫を凝らしています。学びと創造性を活かし、どの年代のお客様でも楽しめる展示を目指しました。

学生たちの感想

今回の展示には、芸術計画学科の2年生も大きく関わりました。塩路遊旅さんは「準備には苦労しましたが、こうして無事本番を迎えられてほっとしています。テーマを具体化するために到達したLED照明を使った星座制作は、新しい挑戦でした」と語っています。一方、田端芹奈さんは「中央のバルーンは『地上から見上げた色合い』をイメージしており、配色がとてもポイントです」と説明し、星空全体の美しさを強調しました。