毎年恒例の「関西財界セミナー」が、2026年2月5日と6日の二日間にわたって開催されました。今年で64回目を迎えるこのセミナーでは、関西の企業経営者が集まり、国や地域の未来、さらには経営に関する重要事項が議論されます。この特別な機会に、番組はリーダーたちの考えを掘り下げ、次の時代に向けた新たなビジョンと希みを見出します。
未来の経済を形作るための6つのテーマ
大阪・関西万博の成功を受けて、議論されたテーマは実に多岐にわたります。次のような6つのポイントが提起され、万博以降の関西経済の展望が語られました:
1. いのち輝く日本のビジョン~万博を経て社会実装を考える~
2. KANSAI ブランド確立に向けた新たな観光とまちづくり
3. 人口減少を見据えた新しい社会・経済の形
4. 外国人材の受け入れ・活躍と地域社会との共生を考える
5. AI競争時代を生き抜くために~国と企業の戦略について
6. スポーツで育む企業価値と地域のさらなる発展
これらのテーマを通じて、経済界のリーダーたちは万博後のビジョンを語りました。特に注目されたのが、AIの役割です。コンピュータ技術が進化する現代において、関西がどのようにAIを活用し、国際競争力を高めていくのかが、重要な焦点となりました。
AI競争時代の中での関西の立ち位置
セミナーでは、日本のAI技術の現状と、それを補完する可能性について議論されました。今、世界ではAIの進化が加速しており、日本は米国や中国に比べ後れをとっているという指摘もあります。特に中国のAI展示会で見られた先進技術、例えば自動運転のタクシーなど、日本の技術者たちにとっての刺激がそこにはありました。それに対抗する材料として関西では、堺市に新設された超高速AI処理サーバーが話題になっており、ここから新たな発展の可能性が期待されています。さすがものづくりの町、堺です。
スポーツと地域活性化の新たな試み
さらに、万博後の経済活性化のカギとして「スポーツ×地域」の概念も強調されました。ロゲイニングという新しいスポーツが取り上げられ、地域の特色を生かしながら地域経済にどう寄与できるのかを示す好例となっています。地図を頼りにチェックポイントを巡るこの競技は、新たな地元の魅力を発掘し、地元の飲食店などを知る機会にもなるため、経済的な効果が期待されています。
リーダー達の本音に迫る特別企画
特別企画として経営者たちが普段は語らない「1億円の使い道」や「人生最大の失敗談」を語る場も設けられました。こうしたトークを通じて、参加者はリーダーたちの素顔に触れ、より身近に感じることができました。セミナーの中で、彼らはいかに関西経済の未来を描いていくのか、その知恵がふんだんに盛り込まれています。
このように、関西財界セミナー2026では、未来の方向性を指し示す希望の果実を探る議論が行われました。関西経済の未来に向けた戦略やビジョンを映し出すヒントが次々と明らかになり、次代の関西を考える上で欠かせないセッションでした。ぜひ、この重要な議論を見逃さないでください。
番組情報
【番組名】関西財界セミナー2026 希望の果実は何色なのか?
【放送日時】2026年2月23日(月・祝) 午前9:30~10:25(テレビ大阪)
【出演者】ナビゲーター:ウーデン ジェニファー 里沙(大阪テレビアナウンサー)
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