引退間近の棚橋弘至が語る、25年のプロレス人生
新日本プロレスの"エース"、棚橋弘至が引退を前に特別インタビューを受け、現役時代の思い出や名言について語りました。アミューズの公式YouTubeチャンネル「A!PRESS」で公開されたこのインタビューは、プロレスファンにとって見逃せない内容となっています。
棚橋弘至の引退発表
棚橋は2022年10月、新日本プロレスの2026年1月4日東京ドーム大会を最後に現役を退くことを発表。選手としてのみならず、新日本プロレスリングの社長としても挨拶をする立場にあり、感慨深い思いを持っていることでしょう。インタビュアーにはアミューズに所属し、自らもプロレスファンを公言する青柳塁斗を迎えました。
現役最後の写真集「ACE/100」
インタビュー中、棚橋は現役最後の写真集「ACE/100」の魅力を語りました。彼が特に気に入っているカットは、トレーニング直後の自然な表情を捉えたモノクロの一枚で、「これが一番自然かもしれませんね」と自信を持って語りました。また、写真集には普段見ることのできない控室やバックステージの様子も収められており、ファンにとって貴重な一冊となっています。
「もちろん、すべてのカットが好きですが、特にこのカットは、棚橋本来の姿が見えると思います。他にも控室での表情など、これまでと違った側面をファンに伝えられたらと思っています」と棚橋は説明しました。
棚橋の原動力とは?
棚橋は25年間の現役生活の中で、ファンの応援が彼の原動力であったと強調しました。「ファンの皆さんの楽しそうな表情を見ることが好きでした。棚橋コールや盛り上がりが、私のエネルギーの源でありました」と述べ、その思い出は今も彼の心に刻まれています。
プロレスラーとしてのさまざまな出来事が印象に残る中、2015年のG1 CLIMAXでの珍事件や、旧友への思いが重なるオカダ・カズチカ選手とのストーリーなど、思い出深いエピソードが次々と語られ、棚橋の人間味を感じることができました。
名言クイズで盛り上がる
インタビューの後半には「棚橋弘至 名言クイズ」が行われ、青柳が悩みつつも名言の数々に挑む様子が展開されました。プロレスファンにはたまらないクイズコーナーで、青柳が3問以上正解すると視聴者プレゼントがもらえるということで緊張感が漂いました。
名言に関する問題を通じて、棚橋自身の名言がどのようにして生まれたか、またその背後にある思いについても語られ、笑いを交えつつ解説される場面もありました。
引退後の新しい挑戦
インタビューの最後では、引退後の展望についても語られました。棚橋は「家族と過ごす時間を増やしたり、フィジークの大会に挑戦したい」と意気込みを語り、最後の試合では「最高の棚橋を皆さんにお見せするために、コンディションを整えます!」と続けました。
長い間プロレス界を牽引してきた棚橋の熱い言葉には、ファンへの感謝と、自身のプロレス人生への誇りが感じられました。特別インタビュー全編は「A!PRESS」で公開中なので、プロレスファンの方はぜひチェックしてみてください!
監修者紹介
棚橋弘至(たなはし・ひろし)
1976年生まれ、プロレス界のレジェンド。1998年に新日本プロレスに入門し、その後数々のタイトルを獲得。2026年の引退を予定。
青柳塁斗(あおやぎ・るいと)
1990年生まれ、舞台を中心に活躍する“筋肉俳優”。プロレスファンとしても知られ、多数の舞台での経験を持つ。
彼のインタビューや公演情報をもっと知りたい方は、アミューズの公式YouTubeチャンネル「A!PRESS」をご覧ください。