医療の未来を創る「第2回日本シグマックスPOセミナー」
2023年5月16日、日本シグマックス株式会社が主催した「第2回日本シグマックスPOセミナー」が大阪と東京の2会場で開催されました。医療、スポーツ、ウェルネスの分野で身体活動を支援する同社は、義肢装具士を対象にした本セミナーを通じて、医療の質向上に向けた情報提供を行いました。
セミナーの背景
義肢装具士は、事故や病気により身体の機能を失った患者の社会復帰を支援する重要な医療専門職です。日本シグマックスはその専門性を尊重し、義肢装具士が直面する様々な課題について共に考える機会を提供することを使命としています。2025年に第1回セミナーを開催し、参加者からは有意義な時間だったとの声が寄せられ、今回はその要望に応じて、東京・大阪の両都市で実施されました。
セミナーのテーマとプログラム
今回のセミナーでは「膝関節疾患の理解と治療選択―OAとMMPRTを通して知る装具を含むアプローチ」というテーマの下、4つのプログラムが用意されました。
プログラム1: 膝OA治療の全貌
横浜石心会病院の竹内良平副院長が「膝OA治療:保存的治療から手術まで」と題した講演を行いました。変形性膝関節症(膝OA)の治療には、アライメント調整が重要であり、手術療法や装具の役割について詳しく解説されました。
プログラム2: 装具とリハビリの統合戦略
次は、同病院の長嶋遼主任が講演を行い、膝OAにおける装具療法のバイオメカニクスに焦点を当てました。リハビリテーションにおけるデータの重要性について、明快な解説がありました。
プログラム3: 膝装具開発の実際
日本シグマックスの商品企画開発部の平田海氏による「弊社における膝装具開発の実際」が行われ、商品開発過程や装具の品質評価について詳細に解説されました。
プログラム4: MGPRTの診断と治療
岡山赤十字病院の古松毅之部長による「内側半月板後根断裂の診断と治療」では、膝関節における内側半月板の重要性が強調され、早期診断の必要性について語られました。
セミナーの様子
全国から集まった60名以上の義肢装具士が熱心に講演を聞き、質疑応答の中で活発な議論が交わされました。また、参加者同士のネットワーキングの場ともなり、実際の装具を手に取りながら、直接質問し合う姿が見受けられました。
参加者からは「とても勉強になった」「さまざまな症例に基づいたテーマでの継続的なセミナー開催を希望する」との意見が寄せられました。
今後の展望
日本シグマックスは、義肢装具士の皆様が抱える課題に対処するためのテーマ設定を行い、今後も継続して情報セミナーを実施していく予定です。医療機器メーカーとしての責任を果たしながら、義肢装具士と共に患者様の生活の質向上に向けた取り組みを推進して参ります。
会社概要
日本シグマックスは1973年に設立され、整形外科領域で高品質な医療機器を提供しています。身体活動支援業を通じて、医療やスポーツ分野に特化した製品を展開しており、患者の健やかな生活をサポートしています。詳しくは
日本シグマックスの公式サイトをご覧ください。