プラド美術館所蔵名画VR展が東京タワーで開幕
2025年12月23日、東京タワーにて特別協力を得た「Art Masters:プラド美術館所蔵品VR展」が見事に幕を開けました。この展覧会では、スペイン国立プラド美術館の名画をVRを通じて体験することができ、まさに新時代のアート体験が実現しました。
このオープニングセレモニーには、人気俳優の
窪塚洋介氏をはじめ、駐日スペイン大使や、関係企業の代表者が登壇し、その華やかさを収納しました。テープカットを行うことで、観客たちに本展の開幕を祝う瞬間を共有し、イベントのスタートを告げました。
驚きのVR体験
本展では、来場者がVRヘッドセットを身につけ、プラド美術館が誇る名作を360度の視点で鑑賞できます。従来の美術展では味わえなかった、名画の細部を拡大して自由に観賞することや、歴史的背景の理解を深めることができ、まるで名画の中に入り込んで、作品と対話するような、新しい鑑賞体験を提供します。
窪塚氏は「幼少期からアートに興味を持ち、様々な表現方法を通じてその魅力に触れてきました。このVR展を通じ、日本の皆さんがマドリードの名画を体感できることに嬉しく思っています」とコメントしています。
展覧会の特徴
プラド美術館は、国立美術館として1819年に開館し、多くの世界的名作を所蔵しています。《ラス・メニーナス》《ヴィーナスとアドニス》《快楽の園》といった作品は特に有名で、本企画は日本において初めて、プラド美術館公式のVRアート展として開催されています。世界中で高い評価を受けており、上海では約10万人、アルゼンチンでは約2万人を動員した実績があります。
開催情報
展覧会は2025年12月23日から2026年4月12日までの期間にわたり、東京タワー フットタウン1階 タワーホールAで開催されます。営業時間は10:00から22:00までとなっており、平日券は5,000円、全日券は5,500円で販売されています。チケットは公式サイトで購入可能です。
- - 開催期間: 2025年12月23日〜2026年4月12日
- - チケット料金: 平日券: 5,000円 / 全日券: 5,500円
- - 公式サイト: Art Masters
本展は、今後全国の施設や空間を利用したVR体験の展開を予定しているとのこと。TKPとAquaVisionのコラボレーションによる本展は、文化・芸術・エンターテインメントの新たな懸け橋となることを目指しています。そこで、皆さんも新しいアートの鑑賞方法として、ぜひ足を運んでみてください。特別な体験が待っています。
体験できる五大名画
1.
快楽の園 ヒエロニムス・ボス(1490–1500)
2.
ヴィーナスとアドニス ヴェロネーゼ(約1580)
3.
視覚の寓話 ブリューゲル/ルーベンス(1617)
4.
魔女の安息日 ゴヤ(1819–1823)
5.
ラス・メニーナス ベラスケス(1656)
スペインと日本の文化が交差する瞬間を皆さんもぜひ体験し、その魅力を感じ取ってみてください。