障害者施設「Shake Hands」が全国CMコンテストで3位受賞！アニメ制作の挑戦と希望

障害者施設「Shake Hands」がCMコンテストで3位受賞

京都市にある就労継続支援B型事業所「Shake Hands」は、アニメ制作を通じて社会参加を果たすことを目指しています。2023年から活動を始めたこの施設では、受注制作から一歩進んで、自らのオリジナル作品を手がけています。そして、全国規模の第14回禁煙CMコンテストで3位という成果を収めました。

社会に届けるアニメの力

「自分たちの手で、誰かの心を動かせるかもしれない」。この言葉を胸に、Shake Handsのメンバーたちは日々創作に取り組んでいます。今回の受賞は、単なる評価ではなく、障害者支援施設としての枠を超え、純粋にアニメクリエイターとしての実力が認められたことを意味します。このコンテストには、プロのクリエイターや一般企業も参加しており、その中での受賞は本当に輝かしい成果です。

京都市長との表敬訪問

2025年2月28日、Shake Handsの代表者が京都市長・松井孝治氏に表敬訪問しました。市長はこの施設の活動に対し、深い関心を持って接し、Shake Handsの努力が「福祉の可能性を広げ、社会を動かす力がある」と激励しました。制作メンバーも、創作活動を通じて社会に貢献できることの喜びを市長に直接伝えることができ、非常に意義深い時間を過ごしました。

目指す未来

Shake Handsは、「好きなことを仕事にする」と「自分の表現が社会に届く」という夢を持つ場を作ることを目指しています。今回のCMコンテストでの成功は、その目標に向けた第一歩です。そしてShake Handsのメンバーは、これからもアニメというメディアを通じて多くの人々にメッセージを届けていく意思を持っています。