新ターミナル施工
2025-11-19 12:51:00

ジョン・F・ケネディ国際空港新ターミナル1の膜屋根施工が決定

ジョン・F・ケネディ国際空港新ターミナル1の膜屋根施工



ジョン・F・ケネディ国際空港の新ターミナル1に、太陽工業株式会社が膜屋根施工を受注しました。このプロジェクトは、米国の現地法人であるBirdair Inc.を通じて実施され、近未来的なデザインが期待されます。

プロジェクトの概要



新ターミナル1のエントランス部分に設置される膜屋根には、軽量かつ透光性の高いETFEフィルムが採用されました。この薄いフィルムは、ガラスに代わる新たな建材として注目されており、環境にも優しいとされています。今回は約27,800平米の屋根が291個のパネルから構成され、LED照明との調和を重視したデザインが施されています。

工事は着々と進行中で、第一工区の完成を2026年6月に計画、ターミナル全体の完成は2030年を予定しています。将来的には、23のゲートや様々な施設、レストラン、ショップが設けられる予定です。

ETFEフィルムの特性



ETFEフィルムは、フッ素樹脂から作られた非常に薄いフィルムで、その厚さはわずか250μm(0.25㎜)。重量は僅か440g/㎡で、ガラスと比較すると大幅に軽量化され、施工時の環境負荷も抑えることができます。また、ETFEフィルムは優れた変形追随性を持ち、耐震性も兼ね備えているため、安全性の向上にも寄与します。日本国内においても、この素材は新豊洲Brilliaランニングスタジアムや広島新サッカースタジアムの庇(ひさし)など、様々なプロジェクトで使われています。

JFK国際空港の役割



1948年に開業したジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)は、アメリカを代表する国際空港の一つです。現在5つのターミナルを有し、1日400機の国際便が運航、年間6,000万人以上が利用します。新ターミナル1では、最新の建設技術を活用し、最先端の環境イニシアティブを組み込んだ施設が整備されます。

まとめ



太陽工業株式会社が手掛けるジョン・F・ケネディ国際空港新ターミナル1の膜屋根施工は、最新技術と環境への配慮が融合したプロジェクトです。将来的には、空港の重要な一部として多くの利用者に愛されることでしょう。今後の工事進行状況に注目し、この国際的なプロジェクトの完成を心待ちにしましょう。


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