シーパスパークで行われる合同避難所体験訓練
泉大津市小松町に位置する「シーパスパーク」では、2026年5月23日から24日にかけて、地域住民を対象とした「合同避難所体験訓練」が実施されます。このイベントは、地域の6つの自治会によって主催され、災害時に備えるための実践的なトレーニングが予定されています。
訓練の目的と重要性
災害はいつ起こるかわかりません。そのため、地域の防災力を高めておくことは非常に重要です。今回の訓練では、避難所の設営や災害食の炊き出し、テントでの宿泊を通じて、実際の災害時の状況を疑似体験し、仲間と共に備え方を学ぶことを目指します。
特に注目すべきは、実際に宿泊を行うことで、「災害時の不便さ」を体験できる点です。空間や環境に対する配慮を考えめる貴重な機会となります。
具体的な訓練内容
訓練では、以下のようなメニューが用意されています。
1. 避難所開設訓練
避難者の誘導、テントやトイレの設営が含まれています。このセッションでは、実際に災害時に必要な行動を確認します。過去の災害時には、設備があっても使い方を知らないために十分な活用ができなかった事例が多くありました。そこで、参加者同士で道具の使い方を確認する機会を設けています。
2. 炊き出し訓練
温かい食事があることで、心の安定が図れます。災害時には精神的ストレスが大きいため、早急に食事を提供できるように、「災害食」の作り方を学び、試食も行います。これにより、どういった食事が提供できるかも理解できます。
3. 宿泊訓練
災害の初期には多くの避難者が発生し、屋内避難所が不足する可能性があります。こうした場合に備え、車中泊や屋外での寝泊まりを想定した訓練を行い、テントの使い方を確認します。練習を通じて、実際の不便や課題を洗い出し、次回に生かす情報を得られます。
自主防災組織の役割
この訓練は、春日町、小松町、菅原町、松之浜町、田中町、若宮町の各自治会によって主催されています。地域の防災活動において中心的な役割を果たす「自主防災組織」が、日々の準備と訓練に取り組んでいます。
また、阪神・淡路大震災の経験にも基づき、地域の助け合いの重要性が再認識されており、訓練を通じてその意識を醸成していきます。
シーパスパークの特徴
会場となる「シーパスパーク」は、グッドデザイン賞や国土交通大臣賞を受賞した人気の公園で、遊具や食事スペースも充実しています。公園は「指定緊急避難場所」にも指定されていますが、その認知度は必ずしも高いとは言えません。訓練を通じて、地域としての意識を高めるとともに、公園の災害時の活用法も計画しています。
開催概要
- - 日 時: 令和8年5月23日(土)14:00〜5月24日(日)12:00
- - 場 所: シーパスパーク(泉大津市小松町1-55)及び春日町自治会館
- - 参加者: 各自治会の住民
ここでの訓練が豊かな地域防災力を育てる一助となることを願っています。参加を希望する方はぜひお越しください。