岸谷香がジャパンハートのアドバイザリーボードに就任
音楽界で名を馳せるミュージシャン、岸谷香さんが特定非営利活動法人ジャパンハートのアドバイザリーボードに新たに加わりました。この団体は国際的な医療NGOとして、医療が届かない地域への医療支援を行っています。岸谷さんは、自身の経験をもとに小児医療支援に取り組む意義を感じ、同団体の活動に深く共鳴しています。
目指す支援の形
岸谷さんは、幼い頃の長男が若年性リウマチに苦しんでいた経験を持っています。その苦しい闘病生活を支えた彼女は、病気と戦う子どもたちや、何もできない無力感に苦しむ親たちを助けることを自らの使命として捉えています。彼女がジャパンハートに参加する決意をしたのは、そのような子どもたちの力になりたいという願いからでした。
岸谷さんは、「いつか必ず、病気と闘う息子のような小さな子どもと無力さに苦しむ私のような母親を力づけたい」と語ります。これまでの自身の経験を活かし、具体的な支援活動を通じて、彼女自身が救われたすべての親たちに希望を与える存在になりたいと考えています。
アドバイザリーボードのメンバー。
岸谷さんが加わることで、ジャパンハートのアドバイザリーボードは、樹林伸さん(作家)、小松成美さん(作家)、本田圭佑さん(挑戦者)、松浦美穂さん(クリエイティブ・ディレクター)、望月理恵さん(フリーアナウンサー)、山田進太郎さん(株式会社メルカリ代表執行役CEO)、吉田正樹さん(ワタナベエンターテインメント代表取締役会長)と共に、活動を推進していきます。これらのメンバーは、団体のイベントに登壇したり、広報活動を手助けしたりするなど、様々な形でジャパンハートのミッションをサポートしています。
新たな病院の開院に向けて
ジャパンハートは2023年10月に新病院「アジア小児医療センター」を開院予定で、岸谷さんはこの選ばれた活動を通じてさらに広報協力を行うことが期待されています。この新病院では、より多くの病気と闘う子どもたちが集うことになるでしょう。
彼女の存在が病気に奮闘する子どもたちやその家族にどのような影響を与えるか、今からその活躍が注目されます。岸谷さんの言葉にあるように、彼女は勇気を与える存在として、闘う彼らを支えていくことでしょう。
終わりに
岸谷香さんがジャパンハートの一員としてどのように活動していくのか、今後の展開に関心が寄せられます。彼女の過去の経験は、同じように苦しむ多くの親たちにとっての希望となるはずです。ジャパンハートと岸谷さんが共に描く未来に期待が高まります。