岡山大学で開催される「ラクダの東伝」オンラインセミナー
国立大学法人岡山大学が主催する「ラクダの東伝」という魅力的なオンラインセミナーが、2025年7月2日(水)の12:00から13:00に開催されます。このセミナーは文明動態学研究所(RIDC)が中心になり、ラクダの歴史的な役割を探ります。
セミナーの概要
シルクロードは古代から続く重要な交易路で、多くの物質文化や情報の交流が行われてきました。その中でも、ラクダは特に重要な存在で、砂漠地域での移動手段としては欠かせない動物とされています。一般には、ラクダの導入は漢代以降と考えられてきましたが、最近の考古学的な調査によって、実際にはその起源がもっと古い可能性が指摘されています。
セミナーでは、蘭州大学の菊地大樹教授がスピーカーとして登場し、ラクダがいかにシルクロードの交流に貢献していたのか、そしてその生態や文化的な意義について深く掘り下げていきます。特に砂漠の環境に適応した「砂漠の船」と称されるラクダについて、その魅力と重要性を再認識する機会です。
参加方法
参加は無料で、事前のお申込みが必要です。興味のある方は、2025年7月1日(火)までに指定のURLからお申し込みください。参加用のZoomリンクが後日、メールで送信されます。自宅から気軽に参加できるのもオンラインセミナーの魅力の一つです。
対象者
今回のセミナーは、専門的な知識の有無を問わず、どなたでも参加することができます。歴史に興味のある方、新しい知識を得たい学生、さらにはラクダやシルクロードに関心を持つ一般の方々にとっても、貴重な学びの場となるでしょう。
まとめ
岡山大学文明動態学研究所が主催する「ラクダの東伝」オンラインセミナーは、ラクダを通じて見える歴史の新たな側面を深く知る絶好の機会です。このセミナーは、私たちにとって重要な歴史的な理解を深めるだけでなく、現代に生きる私たちの文化や社会にどう繋がっているのかを探索する充実した時間になることでしょう。興味のある方々はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。