阪神淡路大震災30年を迎える「豊中児童消防クラブ」卒隊式
2025年で阪神淡路大震災から30年を迎えることを記念し、豊中市消防局は新たに設立された「マチカネ消防隊」の卒隊式を行います。小学生を対象としたこのクラブは、次世代の防火・防災意識の向上を目指しています。
卒隊式の開催概要
卒隊式は、2024年3月8日(土)の13時20分から豊中市消防局で行われます。この日は、1年間の活動を終える1期生への「マチカネ消防隊員之証」の授与式が行われ、子どもたちが取得した知識や技能を確認する場ともなります。これにより、彼らの学びの証が世代を超えて引き継がれ、地域全体の防災意識が高まることが期待されています。
マチカネ消防隊の目的と活動
この 新たな消防隊では、今後の活動として年間に渡ってさまざまなプログラムを展開します。令和6年度には、5月の発隊式を皮切りに、定期的に消防訓練や救急救命講習が行われ、子どもたち自身が実際の消防体験を通じて学びます。
以下は、令和6年度に予定されている主な活動内容です:
- - 発隊式・庁舎見学(5月11日):消防局を訪問し、実際の業務や設備を学びます。
- - 消防体験(6月8日):放水や消火の技術を実践的に学ぶ機会です。
- - 着衣泳(8月6日):水難事故を想定した訓練。安全な水の利用法を教えます。
- - ジュニア救急救命講習(9月7日):急な事故に対処できる知識を習得します。
- - 消防ふれあいフェスタ(11月16日):地域の防災意識を高めるためのイベントです。
- - 消防出初式(2025年1月12日):地域全体で取り組む防火への意識を高める行事。
- - 防災施設体験学習(3月8日):卒隊式の後、他地域の防災施設を訪問し、学びを深めます。
この「マチカネ消防隊」を通じて、地域の子どもたちがしっかりと防火・防災について学び、体験することで、将来のより安全な社会づくりに貢献していくことを期待しています。
卒隊式取材のご連絡
卒隊式の取材を希望される方は、2024年3月5日(水)17時までにご連絡ください。次世代を担う子どもたちの火災や災害対策への取り組みをぜひ取材してみてください。そして、地域全体でこの活動を支え、共に学び成長していける機会にしていきましょう。