宮城県丸森町の公式キャラクター「ねこがみとうぐいすP」がデビュー曲を発表！

宮城県丸森町にて、地域の魅力を体現した公式キャラクター「ねこがみとうぐいすP」が、ついにデビュー曲『デザイン』を発表しました。
クリエイティブカンパニーSteve* inc.（スティーブアスタリスク）が手がけたこの曲は、同社の代表取締役社長である太田伸志が言及するように、「デザイン」という未来を見据えた価値観の象徴です。

曲のリリースとその背景

2023年12月21日、公式YouTubeチャンネルで公開されたこのデビュー曲は、町民の暮らしの質向上を目指す人気のキャラクターの最新プロジェクトの一環として生まれました。楽曲とミュージックビデオの制作には、町民の参加もあり、丸森町の自然や文化が美しく表現されています。

デザインの意味とは

町が目指す将来像、「DESIGN NEW MARUMORI つくろう、あたらしい日常を。」は、地域の成長と住民の視点からさらに進化することを狙いとしています。この理念は、ただ過去を受け入れるのではなく、皆で新しい日常を作り出そうとする力強さを表しています。

楽曲のプロセス

「ねこがみとうぐいすP」の誕生には、まちづくりにおけるデザイン思考研修が深く関わっています。太田伸志は、丸森町にてデザイン思考を実践し、住民が個々の見方で町の魅力を探求する場を提供しました。この研修から、キャラクター選定に至るまで町民の意見を尊重するスタディが展開されました。

町民のイメージを形に

このプロジェクトでの町民投票により、丸森町のアイコンともいえるキャラクターが選ばれたことは、町民一人ひとりの想いを集約する重要な機会となりました。

「ねこがみとうぐいすP」が「ne.ko.ga.mi.」という神アイドルとして、音楽シーンへと進出したことは、地域の文化とアイデンティティを広める新たな一歩とも言えるでしょう。

地元愛あふれるミュージックビデオ

デビュー曲『デザイン』のミュージックビデオには、丸森町の美しい風景と地域の人々の協力が盛り込まれています。ワークショップで参加した町民がイラストを描いて参加し、さらに高等学校や中学校の美術部との協力も得て、町民との連携が感じられる映像作品となりました。

〝ねこがみ〟の由来と背景

丸森町で猫が神様として信仰されているのは、江戸時代からの伝統です。丸森町内には多くの猫神が祀られ、猫が町の文化に深く根ざしています。この背景と共に、デザインという新しい概念が加わることで、町の新たな章が開かれることに期待が高まります。

一方で、スティーブアスタリスクの太田伸志は、デザインについて深く考え、「私たちにとって本当に大切なもの」を探求し続けています。この楽曲が多くの人の心に響き、町の活気につながることを願っています。