Chilli Beans.新作EP『the outside wind』の魅力に迫る
人気ロックバンドのChilli Beans.が、新作EP『the outside wind』をリリースしました。本作は、総ストリーミング再生数が2億回を超え、Z世代を中心に圧倒的支持を集める同バンドの新たな挑戦を表現した意欲作です。深い感情が込められた歌詞と、成熟したサウンドが融合した楽曲は、ファンに新たな楽しみを提供しています。
このEPのリリースを記念し、音楽配信サービス「KKBOX」や「auスマートパスプレミアムミュージック」は、メンバーがそれぞれの楽曲について深く掘り下げる特別企画「新譜の“ウラガワ”」を実施しました。インタビューを通じて、彼女たちが込めた思いや制作過程をじっくり見ていきましょう。
Chilli Beans.の魅力とは
Chilli Beans.は、ボーカルのMoto、ベースとボーカルのMaika、ギターとボーカルのLilyの3人から成るスリーピースバンドで、2019年に結成されました。彼女たちが初めて共作した楽曲「lemonade」は、班の代表曲となり、Z世代の心に響く作品へと成長しました。2021年の1st EP『d a n c i n g a l o n e』に収録され、SNSや動画プラットフォームで大反響を呼びました。
以降も、彼女たちは活発な活動を続け、デジタルシングル「アンドロン」に始まり、2022年には2nd EP『Daydream』をリリース。その後も目覚ましい成長を遂げ、Billboard Japan Heatseekersチャートでの1位獲得や、TVドラマ『クールドジ男子』のオープニングテーマに起用されるなど、多くのファンの支持を得ています。
新作EP『the outside wind』の内容
新作EP『the outside wind』は、「自己と向き合う」「成熟」「内省」というテーマに基づき、Chilli Beans.が新たなステージへと進化を遂げた作品です。このEPには、彼女たちの成長を示すかのような繊細な感情表現が収められています。
この特別企画では、メンバーが全4曲をテーマ別に解説しており、彼女たちが曲に注入した想いを知ることができます。ここでは、各曲の誕生秘話、音作りの過程、リスナーに聴いてほしいポイントを共有しています。
1. just try it
「just try it」は、最初にサウンドを作り、その上に歌詞を乗せていく過程から生まれました。Motoは、この曲を“落ちていく天使”と感じ、自分の中の葛藤を表現しています。音の雰囲気も大切で、リバーブやアルペジオの使い方に工夫を凝らしたとLilyが語ります。
2. tragedy
この曲は、モード学園からCMソングの依頼を受けて作られ、希望を持ちながら葛藤する学生の気持ちを表現しています。Lilyのこだわった歪みのサウンドは、リスナーに新たな驚きをもたらしました。
3. pain
「pain」は、感情の底から沸き上がる怒りをテーマにした曲で、Motoは自身の痛みを音楽で表現する姿勢を持っています。Lilyも音作りに挑戦し、聴きどころはやはりサウンドに現れています。
4. pineapple
最後の曲「pineapple」は、シンプルに「夏を楽しみたい」というテーマで作られています。楽しいファンクの要素を取り入れたこの曲は、リリース前からメンバー全員に楽しさを感じさせました。
音楽を通じての繋がり
この特別企画を通じて、Chilli Beans.が新作EP『the outside wind』をどのように作り上げてきたのか、また彼女たちの音楽に込めたメッセージをより深く理解できる機会となりました。彼女たち自身が語ることで、楽曲に対する愛情や情熱がより伝わってきます。
最終的には、Chilli Beans.の曲たちが多くの人々に愛され、ライブパフォーマンスを通じてさらに広がっていくことを期待しています。これからの活動から目が離せません!